家族がマヌカハニーを買った模様。最近、とても流行っていて多くの店で品薄らしく、2015ヒット商品ランキングにランクインすると思われます。「体に良いから食べてみて」と薦められました。
ふむふむと思って食べてたら、なぜか私の財布から結構なお金がなくなっていることに気付きました。誰かが私の財布から購入代金を支払ったようです。なんということだ!!
マヌカハニーって、本当に体に良いのでしょうか?私のお金で購入したからには、しっかりと検証する必要があります。
というわけで今日は、マヌカハニーについて調べてみました。
マヌカハニーとは?
私はこの前、筆箱と間違えてテレビのリモコンを会社に持って行ってしまいました。これはマヌカではなくマヌケです。のっけからものすごくどうでもいいですね。
マヌカとは・・・ニュージーランドに生えている「ギョリュウバイ」という木を、マオリ語で「マヌカ」と言います。古代から、マオリ族が薬として使っていたといわれています。
この木の花蜜から作られるハチミツを「マヌカハニー」といいます。
マヌカハニーの味
ちょっと、普通のハチミツと比べると薬っぽい風味がしますが、気になるほどではありません。かなり粘度が高めです。
味は、甘ったるくない程度に甘く、おいしいです。まあ、ハチミツ好きなので何でもおいしいと感じてしまうかもしれませんが^^
マヌカハニーの特徴
一番の特徴は、一般的なハチミツと比べて・・・
MGO(メチルグリオキサール)が多い!! ということです。 ※ここでいうMGOとは、メタルギアオンライン(コナミのアクションゲーム)のことではありません。
今回の記事では、「MGO」は、「メチルグリオキサール」を指すこととします。
MGO(メチルグリオキサール)って何?
MGOは、グルコースが解糖系で分解される過程で生成される成分の一つです。「解糖系ってなに?」という文系の人に分かるように説明すると、つまり、「ご飯を食べてたら、MGOが生成されるよ」ということです。
メイラード反応(糖とアミノ酸を加熱する反応)の生成物でもあり、肉や魚を焼いた時にもできるし、コーヒーやチョコにも含まれています。
理系の人はこの構造式を見ただけで察しがつくと思いますが、このMGO、とても反応性が高い物質です。つまり、MGOは他のものと反応して、違うものに変えてしまう力が強いのです。