あなたも当てはまる？ダイエットに失敗する5つのタイプ

本能は理性ではコントロールできない

ストレスは、せっかく実りはじめたダイエット効果を一瞬にしてなくしてしまう「ダイエットの大敵」です。

ストレスを受けると、私たちは無意識にストレスを発散させようとします。

何かをして、ストレスを忘れさせようとするわけです。

そう仕向けるのは、ほかならぬ脳です。

そしてストレスを忘れさせようとする脳の作業が「欲」なのです。

女性たちの間では、よくこんな会話が登場します。

「ストレスがたまると、つい衝動買いしてしまうのよね」

「ストレスを感じると、いけないとわかっていてもヤケ食いしちゃうのよね」

衝動買いやドカ食い、ヤケ食いは、ストレスを発散させようとする脳の本能的な作業なのです。

これは本能のなせるワザであって、とても理性でコントロールできるものではありません。

しかも食欲は生理的欲求の中で一番強い欲求ですから、食欲を満たすことでストレスを発散する女性が多くなってしまうのです。

多くの女性の脳には、「甘いもの→快」とインプットされていますから、ストレスが強くなればなるほど、脳は比例して甘いものが欲しいという信号を送ります。

だから、気がついたときは体重計の数字がプラスになっているわけです。

ですから、ストレスから衝動買いしたり、甘いものに手が伸びてしまったりするのは、あなたに理性がないからでも、理性が弱いからでもありません。

理性で抑えつけようとしても、「欲しくなってしまう」のですから、どうしようもありません。

「欲しがりなさい」という「脳の本能的な仕業」なのですから、あなたもあなたの理性も無罪です。

あらためていいますが、ダイエットがうまくいかないのは、あなたの意志が弱いからでも、ダイエット法が合わないからでもないのです。

つまりはダイエットの成否は脳の使い方次第。

脳をコントロールして、ストレスからフリーになること。

それこそがダイエットに成功できる唯一の方法なのです。

【ポイント】
今度こそ、あなたはダイエットに成功する
なぜなら、「成功する法則」に出会えるから

西田一見（にしだ・はつみ）
メンタルトレーナー＆目標達成ナビゲーター、株式会社サンリ代表取締役社長、JADA協会代表、一般社団法人・日本朝礼協会理事。脳の機能にアプローチする画期的な潜在能力開発プログラム「SBT（スーパーブレイントレーニング）理論」を指導。ビジネスパーソンへの個人指導をはじめ、Jリーガー、プロ野球選手、プロゴルファーなど、トップアスリートのメンタルトレーニングにもあたっている。主な著書に、『成功する人は、なぜジャンケンが強いのか』（青春出版社）、『いやな上司はスタバに誘え！』（ビジネス社）、『ビジネス№１理論』『脳から変える№1社員教育』『イヤな気持ちは3秒で消せる！』『一流になる勉強法』（現代書林）などがある。