新型コロナウィルス終息後の海外旅行を楽しみにしている方へ、いつか訪れたいヨーロッパの大自然絶景スポットを、厳選して17カ所ご紹介します。海外旅行に出かけられない今こそ、おうちでバーチャル旅行を楽しむのにもぴったり!

ヨーロッパの大自然絶景スポット①【イタリア】ドロミテ山地

保存版★コロナ後に行きたい!ヨーロッパの大自然絶景スポット17選
(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

まず最初にご紹介するのは、イタリア北東部に広がる山々の総称「ドロミテ山地」です(現地では「ドロミーティ」と発音されます)。3,000m を超える高い山が18峰連なり、尖塔のように突き出た鋭い峰や岩壁による景観が見事で、世界自然遺産に登録されています。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

マグネシウム質石灰岩の貴重な鉱物「ドロマイト」を多く含んだ、白っぽい岩肌が特徴的で、特にハイキングスポットとして有名なのは「トレ・チーメ」。トレ=3つの/チーメ=峰の名の通り、3本の槍が空を突き刺すようにそびえる景観は圧巻の一言!

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(画像=かなたあきこ トレ・チーメのトレッキングコースからは、ギザギザの「カディーニ山群」も一望 、トリップノートより引用)

三峰を見上げる位置に平坦なトレッキングコースが設置されており、ツアー客も大勢訪れます。小さな子供連れでも楽にアクセスできますので、ヨーロッパのトレッキングはハードルが高そう…と思っている方もぜひトライしてみて下さい。

ドロミテを訪れたなら、ぜひ立ち寄って欲しいのが「アルペ・ディ・シウジ(シウジ高原)」です。ドロミテ山群を望む高原一帯に牧草地が広がり、初夏には素朴な花が咲き乱れる“巨大なお花畑”に!「ここは天国?」と思ってしまうような幻想的な光景が、360℃の視界いっぱいに広がりますよ♡もちろんこちらにもトレッキングコースが完備されていますので、自由に歩き回って写真を撮りまくりましょう。

ドロミテ山地へのアクセス

イタリア・ヴェネト州の都市「コルティナ・ダンペッツォ」(ヴェネツィアから北に177km)並びに、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の都市「ボルツァーノ」(ヴェローナから北に154km)などからバス。ヴィネツィアやミラノから「コルティナ・ダンペッツォ」までの直通バスあり。

ヨーロッパの大自然絶景スポット②【ドイツ】ツークシュピッツェ山

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(画像=かなたあきこ 青×白の「メイバウム」はドイツの春を祝うシンボル、トリップノートより引用)

ドイツ南部最大の都市・ミュンヘン郊外にそびえるツークシュピッツェ山は、高さ2,962mのドイツ最高峰。高山にもかかわらず、なんと登山鉄道とロープウェイで山頂まで登れてしまうため、観光気分で登山が楽しめる絶景スポットなんです!登山鉄道の終着地「ツークシュピッツェプラット」駅前には、ドイツのシンボル「メイバウム」が建ち登頂を歓迎してくれます。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

さらにロープウェイに乗り換え、山頂の一歩手前にある「ツークシュピッツェ」駅へ。銀色に輝く近代的な建物には展望台とレストランが備わり、ヨーロッパ・アルプスの山並みを見下ろしながらドイツ料理やビールがいただけます。

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

ツークシュピッツェ山の山頂には金色の十字架が輝いており、歩いて登頂することも可能。夏場の雪の少ない時期ならツーリストでも登れますが、あくまでも登山の安全は自己責任のため、アイゼンやヘルメットなどの装備は万全にしてください。

ミュンヘンからツークシュピッツェ山へは日帰りで行くことが十分可能なため、旅の行程にぜひ加えてみては。

ツークシュピッツェ山へのアクセス

ミュンヘンからドイツ鉄道DBで、起点となる街「ガルミッシュ・パルテンキルヒェン」へ(片道約1時間半)。バイエルン・ツークシュピッツェ登山鉄道に乗り換え、ロープウェイ経由で山頂まで。ミュンヘンのDB駅で、往復の電車代と山頂までのロープウェイ代がセットになったコンビチケットを購入するのがお得で便利。

ヨーロッパの大自然絶景スポット③【ドイツ】ボッパルト展望台

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(画像=PIXTA、トリップノートより引用)

ドイツ西部のライン河畔の小さな町「ボッパルト」は、“ライン川の大蛇行”が見られるスポットとして有名です。ライン川クルーズの途中に立ち寄ることもできるので、ぜひ足を伸ばしてみましょう。ボッパルトの町はずれにあるチェアリフト乗り場から、絶景の旅がスタートします。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

スキーのリフトと似た、簡易なチェアリフトの乗車時間は約20分。乗車中は右手の眼下にライン川の雄大な流れを望むことができ、写真を撮る手が止まりません。リフトの下は畑や山林のため、くれぐれもカメラやスマホを落とさないように注意してください。

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(画像=かなたあきこ 見事なサークル状に蛇行するライン川の姿は、ここボッパルトでしか見られない 、トリップノートより引用)

20分かけて232mを上り、リフトの終点に着いたら展望台「ゲデオンスエック(Gedeonseck)」を目指して5分ほど歩きます。展望台からは、サークル状に蛇行する迫力あるライン川の姿が!長い年月をかけて造られた、自然の美と不思議を堪能できる絶景スポットです。展望台にはカフェもありますので、コーヒーやビールと共に、ゆっくりを景色を目に焼き付けましょう。

ボッパルト展望台へのアクセス

ドイツ鉄道DBでフランクフルトから約1時間半、ケルンから約1時間。ライン川クルーズを楽しむなら、フランクフルトから約1時間の町「リューデスハイム」で下車し、ボッパルトまで約2時間半のクルーズ。クルーズ船の船着き場からチェアリフト乗り場までは、徒歩約10分。

ヨーロッパの大自然絶景スポット④【ドイツ】ケーニヒス湖

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

ドイツ国内No.1の透明度を誇る湖「ケーニヒス湖」は、ドイツ南東部・オーストリアの国境近くに位置します。かつてヒトラーの山荘があった町「ベルヒテスガーデン」からほど近く、近郊のイエンナー山の展望台から湖を見下ろすこともできます。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

ケーニヒス湖では、湖を周遊するトレッキングコースもおすすめですが、絶対に外せないのは遊覧船での湖上散歩です。波もなく穏やかな湖面をスーッと滑るように進む船は、湖の中程まで来るとおもむろにエンジンをオフ。静寂に包まれると、船員がトランペットを取り出して音色を響かせてくれるのです!

澄み渡るトランペットの音色は湖を取り囲む岩山にこだまし、何とも美しいハーモニーに。ケーニヒス湖名物のトランペット演奏はいつまでも耳の奥に残り、旅の思い出を何倍にも深めてくれますよ。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

遊覧船の終着地点にたたずむのは、赤い玉ねぎ型の屋根が可愛らしい「聖バルトロメー僧院」です。赤い屋根と白壁が背後にそびえるヴァッツマン山群の岩肌に映え、ドイツ有数のフォトスポットしても知られています。僧院のそばにはレストランもありますので、ドイツビールと共に名物の魚料理をいただくのもいいですね。

ケーニヒス湖へのアクセス

「ベルヒテスガーデン」駅よりバスで10分、ハイキングルート(5km)を歩いて約1時間15分。ベルヒテスガーデンまでは、ミュンヘン中央駅より特急ECで約1時間半の「フライラッシング」下車、普通列車に乗り換え約50分。もしくはオーストリアのザルツブルクよりバスで約1時間。

ヨーロッパの大自然絶景スポット⑤【オーストリア】ハルシュタット

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

オーストリアの古都ザルツブルクの東南に位置し、標高500m以上の高原に70以上もの湖が点在する湖沼地帯である、ザルツカンマーグート地方。その湖の一つのほとりにある町が、「世界の湖畔で最も美しい」と称されるハルシュタットです。ザルツカンマーグート一帯とハルシュタットの素晴らしい景観は、世界文化遺産にも登録されているほど。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

ハルシュタット散策に一番最適なのは、晴れた日の早朝です。澄み切った湖面は鏡のように山影を映し出し、とても幻想的。朝の漁を終えた小舟が町にかえってくる様子も眺めることができ、時が止まったような錯覚に陥ります。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

ハルシュタットはかつて岩塩の採掘で栄えた町で、今でも岩塩坑見学ツアーが大人気。ツアーではトロッコに乗ったり、木製の長い滑り台を滑ったりとアトラクション気分で楽しめます!美しい景観と岩塩坑ツアーが両方楽しめる、お得な観光地です。

ハルシュタットへのアクセス

ザルツブルクより特急Railjet(レイルジェット)で「アットナング プッハイム(Attnang-Puchheim)へ、普通列車に乗り換え最短で2時間12分。ハルシュタット駅から対岸の旧市街地へ行くには、ボートを利用。

ヨーロッパの大自然絶景スポット⑥【オーストリア】クリッペンシュタイン山

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(画像=かなたあきこ 映画『サウンド・オブ・ミュージック』の冒頭シーンでも使われた景色、トリップノートより引用)

ハルシュタット湖の西側にある「オーバートラウン」という小さな町から、ロープウェイで一気に登れるクリッペンシュタイン山。山上に設けられたトレッキングコースからは、氷河を抱くダッハシュタイン山群やハルシュタット湖を一望できる、素晴らしい眺望が広がっています。ここクリッペンシュタイン山一帯も、世界文化遺産に含まれます。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

トレッキングの目玉は、空中に浮いた新型展望台「ファイブ・フィンガーズ」です。その名の通り広げた指のように絶壁から鉄柵が5本突き出し、足元も金網張りorガラス張りのスケルトン状態!高所恐怖症の方には少々刺激が強い展望台ですが、さえぎるものがない状態でハルシュタット湖全景をカメラに収められる、絶好のフォトスポットです。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

実はこのハルシュタット湖の俯瞰図は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の冒頭で登場するあのシーンに使われています。旅行の前に、一度映画を見ておくとさらに旅が楽しめますよ。

クリッペンシュタイン山へのアクセス

ハルシュタット駅から電車で1駅の「オーバートラウン」で下車後、駅前からロープウェーに乗り換え。

ヨーロッパの大自然絶景スポット⑦【オーストリア】シャーフベルク登山鉄道

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

オーストリア・ザルツカンマーグートからもう一カ所おすすめする絶景スポットは、標高1,783mのシャーフベルク山を登る登山鉄道です。こちらも『サウンド・オブ・ミュージック』の有名なシーンに登場しているので、見覚えのある方も多いのでは。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

真っ赤な車体が夏の青空と山の緑に映え、とてもフォトジェニック♡車体こそレトロチックで小ぶりですが、急峻な山岳地帯をぐんぐん登っていく力強さがあります。麓のシャーフベルクバーン駅から約40分ほどの乗車で、山頂へと到着。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

山頂からはヴォルフガング湖が真下に望め、さらに“月の湖”と名が付いた三日月形のモント湖やアッター湖など、3つの湖をパノラマで眺めることができます。シャーフベルク登山鉄道は、世界中から旅好き・鉄道好きが押し寄せる超人気スポットですので、ピーク時季には乗車までかなり行列することも。できるだけ朝早めに行動し、午前中の乗車を目指すといいでしょう。

シャーフベルク登山鉄道へのアクセス

「ザルツブルク中央駅前」からバスで「ザンクト・ギルゲン」へ(約50分)。徒歩約2分の船乗り場からヴォルフガング湖遊覧船で「シャーフベルクバーン駅前船着場」へ(約35分)。 シャーフベルク登山鉄道に乗車し約40分で山頂「シャーフベルクシュピツッェ駅」着。

ヨーロッパの大自然絶景スポット⑧【クロアチア】プリトヴィツェ湖群

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(画像=かなたあきこ プリトヴィツェを代表するこちらの景色は、下湖群にて撮影できます、トリップノートより引用)

東ヨーロッパの一国・クロアチアは、ドゥブロヴニクなどの美しい街並みで知られる観光立国。そのクロアチアの国立公園の1つである「プリトヴィツェ湖群」は、ユネスコ自然遺産に登録されている景勝地です。旧ユーゴ時代には内紛の舞台となり、一時は“危機遺産リスト”に載ったこともありますが、現在ではその自然美を完全に取り戻し、多くの観光客を惹きつけています。

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(画像=かなたあきこ 抜群の透明度を誇るプリトヴィツェの湖!、トリップノートより引用)

プリトヴィツェ湖群は、周辺の山々から南北8kmにわたって流れ出る水でできた16の湖から形成され、上流と下流の湖群に分かれています。それぞれの湖は大小の滝でつながっており、公園内には湖と滝を巡る遊歩道が張り巡らされています。

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(画像=かなたあきこ 至るところに大小様々な滝が点在する、トリップノートより引用)

上湖群から下湖群まですべての湖をくまなく見るには6時間ほど歩かなければなりませんので、どちらか一方という場合は、「ヴェリキ・スラップ(大滝)」や「ミルカ・トルニナの滝」などの有名スポットが集中している下湖群の散策がおすすめです。下湖群だけであれば、ハイキング所要時間は3時間ほど。

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(画像=かなたあきこ コジャク湖の遊覧船。ハイシーズンには行列ができることも、トリップノートより引用)

上湖群と下湖群の中間に位置する最大の湖「コジャク湖」では遊覧船が就航し、船の上から湖を眺めることができます。プリトヴィツェ湖群観光のハイシーズンは夏ですが、炎天下のハイキングはかなり疲弊しますので(クロアチアの夏は暑い!)、徒歩と船移動を上手く組み合わせて回るといいでしょう。

プリトヴィツェ湖群へのアクセス

首都ザグレブの中央バスターミナルから、長距離バスで約2時間~2時間半(1日に10本程度あり)。もしくは、海岸沿いの古都「スプリット」から長距離バスで約4時間。ザグレブから日帰りツアーを利用するのも便利。

ヨーロッパの大自然絶景スポット⑨【スロヴェニア】ブレッド湖

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(画像=かなたあきこ 切り立った崖の上に建つ「ブレッド城」。湖の周囲どこからでもよく見えます、トリップノートより引用)

スロヴェニアは、オーストリアとクロアチアを中継する小国で、近年観光地としての人気が高まっています。スロヴェニアでぜひ訪れたい絶景スポットは、首都リュブリャナから北西約35kmの地に位置する「ブレッド湖」です。湖畔の高台に建つ「ブレッド城」のテラスからは湖が一望でき、最高の眺めを楽しめますよ。

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(画像=かなたあきこ ブレッド城のテラスから見下ろした、湖全景、トリップノートより引用)

ブレッド湖は周囲6kmほどの湖で、中央にぽつんと浮かぶ小島がシンボル。島には伝統的な手漕ぎボートで渡ることができます。島に建つ「聖マリア教会」には“3回鳴らすと願いが叶う”と言い伝えられる鐘があり、観光客に人気。

ちなみにこの教会で結婚式を挙げる場合は、船着き場から教会までの98段の階段を新郎が新婦をお姫様抱っこして登らなければならないという、ユニークなしきたりがあるそう!

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(画像=photo-ac.com、トリップノートより引用)

湖の周りには散策路も設けられており、ゆっくり歩いて2時間弱で一周できます。レンタサイクルもありますので、晴れた日には湖畔の風を浴びながらのサイクリングもおすすめ。

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(画像=かなたあきこ 「アルプスの真珠」と称される美しいブレッド湖、トリップノートより引用)

ブレッド湖へのアクセス

首都リュブリャナからバスで約1時間~1時間20分。平日は1時間に2本程度あり。

ヨーロッパの大自然絶景スポット⑩【フランス】エトルタ海岸

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(画像=かなたあきこ 「アモンの断崖 」の上から「アヴァルの断崖」を望む。“象の鼻”がはっきり見えます!、トリップノートより引用)

フランス北西部・ノルマンディー地方の自然スポットといえば、象の鼻の形をした奇岩で知られる「エトルタ海岸」が有名です。砂浜が広がるビーチを挟んで両側に切り立った崖があり、右手が「アモンの断崖 (Falaise d’Amont)」、左手が「アヴァルの断崖 (Falaise d’Aval)」と名付けられています。象の鼻の奇岩があるのはアヴァルの断崖です。

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(画像=かなたあきこ、トリップノートより引用)

“象の鼻”は海岸からも間近に見え、磯遊びをしながら奇岩の風景を楽しむのもいいですが、実はアヴァルの断崖には遊歩道が設置されており、歩いて登頂することができるんです。崖の上に立つと、さらに奥にある断崖にできた“第二の象の鼻”や海中にそびえる奇岩を見ることができるので、ぜひ登ってみましょう!

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(画像=かなたあきこ 「アヴァルの断崖」に登ってビーチを見下ろす。断崖の上までは歩いて15分ほど、トリップノートより引用ファイル 24.jpg)

エトルタ周辺の断崖はやわらかい石灰岩でできており、風雨の浸食を受けやすく、様々な形の奇岩が生まれるのだそう。海岸沿いの町には、『怪盗アルセーヌ・ルパン』の作者が長年住んで執筆活動をした屋敷が今も残り、ガイドツアーで見学することもできます。

エトルタ海岸へのアクセス

「ルーアン」からル・アーヴル行きの電車で「ブレオテ・ブーズヴィル(Bréauté-Beuzeville)」へ。ブレオテ・ブーズヴィル駅前からバスで約40分。バスは7・8月は毎日運行、それ以外の時期は土日のみで、本数がかなり少ないためスケジュールには要注意。パリからルーアンへは、電車で約1時間半。