仕事をラクにする方法
最後に「仕事をラクにする方法」を3つ紹介します。仕事の負担が今よりも減れば、体力的にも精神的にもラクになると考えられます。子どもがまだ小さくて育児が大変だというならば、なおさら仕事面で負担を減らす方法を考えていきましょう。
時短勤務に切り替える
3歳未満のお子さんがいてフルタイムで勤務しているのであれば、時短勤務にできる可能性があります。時短勤務にすると、1日の所定労働時間を原則6時間にすることが可能です。
法律的には2009年より育児・介護休業法の改正で短時間勤務制度の導入が各事業主に義務づけられています。それまでの社会では仕事と家庭を両立できる環境が社会的に整っていませんでしたが、少子化問題の対策や働き方改革の影響でこのような時短勤務ができるようになりました。
会社によっては、時短勤務できる年数が3年より長く取得できるところもあります。「自分は時短勤務できる対象であるか?」、「時短勤務を何年取得できるのか?」等をしっかりと調べて、ぜひ利用してみましょう。
テレワークを導入する
テレワークとは、情報通信技術を使って、場所や時間に縛られず働くことを意味します。会社まで通勤しなくても遠隔地からパソコンや携帯電話、FAX、電話等を通じて仕事ができるため、通勤時間をカットして効率的な働き方ができます。
また、在宅勤務ならば、小さい子どもがいても子どもの様子を見ながら仕事をすることも可能です。そのため、親子が一緒にいる時間が長くなり、親の愛情を十分に与えながら子育てができます。
このように会社や職種によってはリモート(遠隔)で勤務することができるかもしれませんので、まずはテレワークが可能かどうかを上司と相談してみてはいかがでしょう。テレワークで在宅勤務ができるようになれば、労働時間の融通が利くため、育児や家事との両立もしやすくなると思われます。
会社を「第二の居場所」と考える
多くの既婚女性は、家庭では母もしくは妻の役割をしながら無償で働いています。いくら頑張って家事や育児をしてもそれを当たり前だと思われてしまい、家族から評価されないということもあります。
しかし、職場では母でもなく妻でもなく一人の社会人として働くことができ、頑張れば頑張っただけの評価を得ることができます。そこで、職場をやりがいのある「第二の居場所」だとプラスに考えるようにすれば、外で働くことが精神的にラクだと感じるようになるでしょう。
専業主婦の場合は、子育てと家事が中心の日常になります。一見、時間的に余裕がある生活は幸福度が高いように感じられますが、実は兼業主婦よりも幸福度が低いのではないかという意見もあります。つまり、専業主婦は1日の過ごし方が家事と育児オンリーとなってしまうため、外の世界との交流があまりなく、孤立感を感じてしまいやすいと想像されます。
でも、人によって幸福の感じ方は異なります。外の世界とあまり交流がなくてもそれを幸せと考えるのであれば、専業主婦でも幸せかもしれません。反対に、外の世界でさまざまな人との交流を楽しいと感じるのであれば、「兼業主婦の道を選ぶことができた自分はなんて幸せなんだ」と思うようにしてみてはいかがでしょう。
まとめ
以上、仕事と家事・育児の両立をラクにする方法を9つ紹介しました。無理をせず、「他人やサービスに頼ってもいい」、「ズボラだと思われてもいい」、「時にはしっかりと休もう」という気持ちになれたでしょうか。
頑張りすぎて今の状態では目いっぱいだという人は、周囲を少し見渡してみましょう。パートナーや両親、家事代行サービス等、あなたを助けてくれる人はたくさんいます。まずは、その人たちに頼ってラクになる選択肢もあることに気づいてみてください。
提供・Kajily
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