送り迎えできないときの対処法
ここまで、お子さんを小学校に送り迎えをするメリットとデメリットをみてきました。しかし、送り迎えがしたくてもお仕事の都合が付かなかったり、体調がよくなかったりして、親御さん自身で送り迎えができない場合もあります。この段落では、そのような場合にどう対処すればよいかをご紹介します。
子どもに防犯ブザーを持たせる
不審者や犯罪者から子ども自身で身を守るためのグッズが防犯ブザーです。親御さんが送り迎えをできないときは、お子さんが登下校時のトラブルを自分で防止できるように携帯させましょう。
防犯ブザーを付ける場所はランドセルの肩ベルト(利き手と反対側)や服のベルトループが適しています。手提げバッグの持ち手に付けることは、バッグごと不審者に奪われてしまうケースがあるので、おすすめできません。
また、首からヒモをぶら下げるタイプの防犯ブザーは遊んでいるときに首が締まったり、不審者が子供の首を絞めるのに利用されたりする場合があるため、避けるようにしましょう。
友達と一緒に帰ってもらうようにする
ふだんは送り迎えをしているけれどお仕事や用事でできないときは、お子さんにあらかじめ、迎えに行けないことを伝えましょう。そして、お友達と一緒に帰り道を歩いてもらえるように、お友達やその親御さんにお願いすることがおすすめです。
お友達と一緒なら、お子さんがひとりで帰るよりも道に迷いにくく、万が一、不審者や事故に遭遇した場合にも知らせてもらうことができるため、安心できます。
家事代行に送迎を頼む
親御さんがご自身でお子さんの送り迎えができないときは、家事代行サービスに依頼するという方法もあります。お子さんの帰りが遅くなりそうなときやお子さんが帰り道でひとりになりそうなときなどに、他のママさんにお願いするよりも気兼ねなく、お子さんを任せることが可能です。
小学校の送り迎えだけでなく、塾や習い事の送り迎えも依頼できます。そのため、お子さんにとっても親御さんにとっても時間を有効に活用できるようになることが家事代行サービスを利用するメリットです。
お子さんの安全が気になるけれど、お仕事が忙しくてご自身で送り迎えができないワーキングマザーにとっても、家事代行の送迎サービスは便利といえます。職場やママ友などに紹介されて家事代行サービスを利用する方も増加しています。
まとめ
お子さんを小学校に送り迎えすることにはメリットとデメリットがあります。送り迎えをするにしても通学路の途中までにしたり、期間を決めたりすることも可能です。
しかし、工夫をしても時間的に送迎が難しい場合は、家事代行サービスに依頼する方法もおすすめできます。小学校以外にも塾や習い事の送迎も頼むことができ、単発での利用もできるので、いちど、気軽にお試しになってみてはいかがでしょうか。