黙っていたらあっという間に過ぎてしまう貴重な時間。大切な時間を投資に変えるために、将来に向かってあらゆることに挑戦していきませんか?失敗しても次がある!20代の今だからこそできる、自分の価値の高め方について考えてみましょう。
意外と短い20代。やりたいことはとりあえず全部やってみよう
20代に入り仕事を始めるようになると、学生の頃とは打って変わって時間の流れが急に速くなったように感じるのはなぜでしょう。10代の頃は長かった1年という時間が、大人になるとあっという間に過ぎてしまうものです。
19世紀にポール・ジャネーが提唱し、甥であるピエール・ジャネーがその著書で紹介した「ジャネーの法則」では、「感覚的な時間の長さは年齢と反比例する」とされていました。
年齢を重ねるごとに過ぎる時間が速くなってしまうのなら、「時間を長く感じる」若い年代のうちに、さまざまなことに挑戦しておきたいと思いませんか?
人間の時間は有限です。しかも、いつ自分の時間が止まってしまうのか、ほとんどの場合予想がつきません。明日に後悔を残さないように、今やりたいと考えたことはすぐにやっておきたいですね。
買いたいものがあれば買い、出かけたい場所があれば出かけ、やってみたい仕事があれば転職活動や起業に向けての準備を始めてみましょう。
無謀に感じる挑戦も、成功するか否かを問わずすべて自分の糧となり、将来に役立つスキルや知識・ノウハウを与えてくれます。
失敗なくして成功なし!挑戦しないことこそ失敗
やりたいことはある、けれども失敗が怖い。このようなマインドを打破してくれるのが「失敗は成功のもと」ということわざです。
失敗してしまった人を励ましてくれる心強い言葉ですが、実際に挑戦する段になると「なるべくなら失敗したくない」という気持ちが頭をもたげてきます。
若くして大成功を収めた起業家であり、補正下着の販売を行う「スパンクス」の創業者、サラ・ブレイクリーは、幼い頃から父親に失敗したことを褒められてきたといいます。
いわく、サラ・ブレイクリーの父は、子どもたちに「今日はどんな失敗をしたのか」質問し、子どもたちが失敗したエピソードを披露すると「よくやった」と褒めたそうです。
失敗は成功のための布石であり、責められるものではありません。失敗は恐ろしいものというイメージを払拭するのは難しいかもしれませんが、誰かに失敗を責められたとしても、自分で自分を責めずに次のチャレンジに踏み出してみましょう。
他人との比較はナンセンス
チャレンジしている間、思うようにいかず理想の自分とかけ離れてしまっているように感じることがあるかもしれません。あるいは、SNS上でつながりがある人や友人・知人と自分を比べて劣等感を抱くこともあるでしょう。
このとき劣等感を強く持ってしまう人は、まず他人と比較することをやめて、次への一歩を踏み出してみてください。変化には恐怖が伴うこともありますが、乗り越えてみれば思っていたよりも低いハードルだったということは往々にしてあります。