時代が令和になり、平成もすでに過去のものとなりました。平成時代の31年の間に流行ったことや常識だったことが、今の若者には通用しなくなっています。ここで平成の流行や常識を振り返ってみましょう。

ジュリ扇

ジュリ扇とは、平成初期に流行したディスコ「ジュリアナ東京」で使われていたフサフサの扇子のことです。当時の女性は、ボディコン姿でジュリ扇を振り回して踊っていました。その光景はバブル期の象徴のように言われています。ですが全盛期の頃、すでにバブルは崩壊していました。

プリ帳

平成15年前後はプリクラが大流行。まだスマホが普及していなかったので、女子は「プリ帳」と呼ばれるノートやアルバムにプリクラを貼って持ち歩くのが当たり前。プリクラで埋め尽くされたプリ帳は、友達がたくさんいる証拠として一種のステータスでした。

カラオケの選曲は歌本で

カラオケは「タッチパネルで曲を入れる」のが普通だと思っているかもしれませんが、平成時代は「歌本」と呼ばれる分厚い本から選曲するのが主流でした。アーティストがあいうえお順に並び、記載されている曲を選んでいくというもの。厚さも探し方もまるで辞書のようでした。

出前は電話

令和では、出前の注文はスマホかパソコンでポチッとするだけ。手軽で簡単ですよね。まだネット注文が充実していなかった頃の出前は電話。電話が苦手な人にはハードルが高く「出前は特別なもの」と感じていた人も多かったです。

ゆとり世代の「円周率は3」

平成14年に施行された学習指導要領で教育を受けた小中学生は「ゆとり世代」と呼ばれています。ゆとり教育の象徴として「円周率は3」と騒がれました。ですが、実際は目的に応じて円周率を3にして使ってよいというだけで、円周率自体は3.14と教えられていたことはあまり知られていません。

平成の流行や常識を経験したあなたは「もう古い」のかも

ご紹介した平成の流行や常識、知っているものはありましたか?「あった、あった!懐かしい」と思ったあなたは平成を駆け抜けた人。「古い」と言われないようにこっそり懐かしむだけにしておいたほうがいいかもしれません。

文・藤野こと(フリーライター)

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