昨年からずっと、「エゴマ油」や「亜麻仁油」が大ブームですね! スーパーの油コーナーでも、大部分をエゴマ油とアマニ油が占領しています。

でも、、、そもそも、エゴマ油って、どのくらい食べるべきなのでしょうか? メディアにもいろんな情報があって、曖昧です。

今日は、一般的な意見と違う切り口から考えてみることとして、 「エゴマ油や亜麻仁油を食べる必要があるかどうか」検証してみました!

昨年末に実家に帰ったときに、母が、酢のものにエゴマ油を入れていました。おいしかったです。 日本の隅々まで、「エゴマ油ブーム」は浸透しているのだなと感じました。

「エゴマ油」や「アマニ油」について、私もいろいろと興味があって調べてみましたが、テレビやネットで伝えられている通り、健康に良い油だと思います!

エゴマ油、亜麻仁油って何?

エゴマ油:「エゴマ(シソの一種)」の種子から採取される油 亜麻仁油:「亜麻」の種子から採取される油 ※亜麻色の髪の乙女、の亜麻のことです。

エゴマ油と亜麻仁油は食べる必要ない?~オメガ3(n-3系)脂肪酸の摂取基準と平均摂取量から考える~
(画像=味覚ステーションより)

エゴマ油と亜麻仁油

エゴマ油、亜麻仁油どちらも、 「必須脂肪酸」である、「オメガ3(ω3)脂肪酸」が多いのが特徴です。 (熱に弱いので、サラダや酢の物など、生で食べるものにしか使えないのが難点ではあります。)

必須脂肪酸ってなんだっけ?

体内で合成することができないため、 食べ物から摂取しなければいけない脂肪酸のことです。

<オメガ6(n-6系)脂肪酸> ・リノール酸 ・γ-リノレン酸 ・アラキドン酸

<オメガ3(n-3系)脂肪酸> ・α-リノレン酸 ・エイコサペンタエン酸(EPA) ・ドコサヘキサエン酸(DHA)

の2種類の脂肪酸が、必須脂肪酸です。 (昔は、ビタミンFと呼ばれていました)

オメガ3とか、n-3系とか、正直よくわからないよ 意味わかんないワードが出てくると、もう、読む気なくなっちゃいますよね^^ オメガとか、時計のことかと思っちゃいます。高くて買えないですが・・・

脂肪酸とは、炭化水素鎖(炭素(C)と水素(H)が繋がったもの)に、カルボキシル基(COOH)がついたものです。 最も単純な(炭化水素鎖が短い)脂肪酸は、お酢成分である「酢酸」です。

ざっくり言うと、 炭化水素鎖の末端から3番目が初めての二重結合 ⇒オメガ3(n-3系)脂肪酸

炭化水素鎖の末端から6番目が初めての二重結合 ⇒オメガ6(n-6系)脂肪酸 ということです。

エゴマ油と亜麻仁油は食べる必要ない?~オメガ3(n-3系)脂肪酸の摂取基準と平均摂取量から考える~
(画像=味覚ステーションより)
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