昔からそうめんが大好き!ほんとに全国いろんなそうめんを食べましたが【天の川糸(あまのかわいと)】出会ってから他のそうめんはあまり食べなくなりました!そんな最高のそうめんをご紹介したいと思います。
奈良の山奥”吉野”で丁寧に紡がれる素麵
天の川糸(あまのかわいと)を作っているのは手付かずの自然が残る奈良県吉野郡天川村の岡下製麵所です。この大自然の中で丁寧に紡がれる極上のそうめん。それこそが天の川糸(あまのかわいと)なんです。天川村(てんかわむら)で生産されているのでその名も天の川糸(あまのかわいと)。この地域は星もとても綺麗で本当に空には天の川がかかるほど、澄み切った空気のなかで紡がれる素麵なんです。
三輪素麵とは?
全国的には知名度の低い三輪素麵ですが、実は歴史は古く日本の麺食のルーツともいわれています。麺食文化を遡ると、そうめんに至り、そうめんの歴史を遡れると、大和の国の三輪(奈良県桜井市)で生まれた手延べそうめんに至ります。1200年もの昔に起源があると伝えられています。
手延べそうめんの品質を守るため、農水省が設けた「手延べそうめん」の品質表示基準より厳密な組合自主基準を定めており、基準に満たしたものだけが品質保証の証として鳥居印の帯紙で止められています。
http://www.miwasoumen-kumiai.com/history/
世界遺産の麓の水の秘境
素麵にとって水は命です。天の川糸(あまのかわいと)が作られる奈良県天川村は古くから水が美しい場所としてしられており、大峯山系から湧き出る天の川に加え、名水百選に選出される湧水群があります。そんな水清らかな場所だからこそできる細いながらにコシのある素麵なのです。
手間を惜しまずじっくり48時間
手延べの発祥といわれる三輪素麵。48時間かけて丁寧な作業で仕上げるその伝統的な工程はとても手間がかかり12もの工程を経て出来上がっています。その手間を惜しみなく費やし、ひとつひとつ丁寧な仕事をするからこそ生まれる艶やかな麺です。
職人のこだわり
素麵の命は水ですが、美味し素麵となる一番のポイントはこね具合。48時間かけて作り上げる三輪素麺は、当日のみならず、翌日の天候や湿度を見極め生地をこね上げます。そこには、熟練した職人の感性と長年の勘が冴え渡ります。つきっきりでこね具合を見極めながら、肌で感じた気候の変化に合わせ水と塩を加減し、目と手と心で練り上げられるのが天の川糸(あまのかわいと)です。