だらしない性格の人っていますよね。だらしない人は、どうしてあんなにもだらしないのでしょうか?なかなか注意しても治らない…なんて頭を抱えている人もいるのではないでしょうか。今回は、だらしない人の性格特徴と、心理を7つ紹介させていただきます。
だらしない人は見た目ですぐに見破られる!
だらしない性格の人は、意外とその「だらしない」ということでどれだけイメージダウンになっているか、気が付いていないものです。 さらに、だらしないことがあまり表だって出ていないと思っているケースも。 でも、だらしない人というのは、日常生活の様々なところから垣間見ることが出来るため、たいてい周りの人は、「この人はきっと、だらしない人なんだな」ということに気が付いているものです。
だらしない性格の彼氏を持つ女性などは特に、「だらしない!しっかりしてよ!」と思ってしまいがちではないでしょうか。 だらしない部分というのは、性格や心理的な特徴が大きいですから、人から言われてすぐに治るものではありません。 今回は、だらしない人の特徴や心理を説明し、その後それに沿った解決の方法も紹介させていただきます。
だらしない人の心理や特徴って?
まずは、だらしない人の特徴を理解しましょう。 自分の彼氏が「もしかしたらだらしない人なのかも」と思ったら、一度これに当てはまらないかチェックしてみてください。 女性にも割とだらしない人が多いと言われていますから、彼氏だけでなく、ご自身のチェックとしても今一度振り返ってみてくださいね。
だらしない性格や心理は、前述のとおり、なかなか人から言われても治りにくいものです。 彼氏ですら、彼女である女性から言われてもなかなか治らないでしょう。 だらしない彼氏を治したい!と思っている女性は、まず、だらしない人の特徴を知ることです。 相手の特徴や心理を知って、そこで初めて解決策を練るようにしましょう。
だらしない人の心理・特徴①身だしなみが整ってない
だらしない人の特徴として、まずは「身だしなみが整っていない」ということが挙げられます。 服がよれよれでもあまり気にしない、裾がほつれていようが気にしない、髪の毛がボサボサだろうが気にしないといった性格の人たちが当てはまります。 また、家の中だけならまだしも、だらしない自覚がなかったり、だらしないことをあんまり悪いことと思っていない性格の人は、平気でそんなだらしない格好で外を出歩いたりします。 正直、女性としては横を歩く彼氏がこんな感じだったら、嫌ですよね。
身だしなみが整っていない人は、幼少期からそれで過ごしてきたというパターンも多く考えられます。 「服のサイズが合っていないとなんとなく気持ち悪い」とか「服にシミが付いたら、気持ち悪いから着替えよう」とか、普通の人は感覚で思いますよね? でも、幼少期からそれが普通だった人は、そういった「だらしない状態」が気持ち悪いという風には感じないのです。 だから、だらしない性格が根底についてしまっているという特徴があるのです。
だらしない人の心理・特徴②部屋やデスク周りが汚い
次にだらしない人の特徴として、自分の部屋やデスク周りが汚いということが挙げられます。 だらしない性格の人は、基本的に何でも後回しにしたい心理を持っています。 例えば仕事で机の中から糊を出して使ったあと、普通であれば用事が済んだら机の中に戻すと思いますが、それが出来ないのです。 元の場所に戻すということが面倒くさくて、後回しにしたいという心理から、どんどん部屋もデスクも汚れていきます。
彼氏の部屋がもので散らかっている…なんて悩んでいる女性、心当たりはありませんか? こういった性格の彼氏は、普段から「面倒くさがり」ではないでしょうか。 だらしない性格の人は、極端に面倒くさがりで常に後回しにしたがるのです。 彼氏に向かって、「少しは片づけなよ!」と言ったところで、「どこに何があるかは把握しているから大丈夫」なんて言いませんか? 部屋が散らかっている人って割と散らかっているなりに何がどこにあるかはきちんと覚えているので、あんまり危機感を持っていません。 そういったところも、彼氏が女性をイラつかせる原因になるんですよね。 でも、意外とこういった性格は、女性にも多いんですよ。 部屋が汚部屋になるのは、女性の方が多いというのは有名な話ですよね。 女性の場合は、とってもきれいに片づけられる女性と、汚部屋にしてしまう女性と、両極端に分かれてしまう特徴があります。
だらしない人の心理・特徴③自分の欲への制御ができない
だらしない人は、自分の欲望の制御ができないということも挙げられます。 例えば、ギャンブルに依存してしまっている人に対して「お金にだらしない人だ」というイメージを持ちやすいですよね。 それ以外にも浮気性の彼氏に対して、「恋愛関係がだらしない」という言い方をしませんか? これらに共通しているのは、「自分の欲望を、理性で制御できない」ということです。 頭の中ではわかっていても、「したい」という欲望が上回ってしまい、結局制御できないのです。
でも、ギャンブルにしても浮気にしても、こういったことでだらしない人は、たいていが行動を起こした後は後悔しているものです。 例えば、ギャンブルで大負けした直後には、「もう二度とするか!」「あの時、やめておけばよかった…」などとギャンブルをした行動とは真逆のことを言いますよね。 浮気をした彼氏も、女性にばれてフラれた瞬間、「浮気なんてしなければよかった」「どうして彼女一筋でいてあげられなかったんだろう」なんて、浮気をした自分が悲しんだりしている傾向にあります。 結局、これらの心理というのは、「その時の欲望に打ち勝つ理性を持ち合わせていない」ということと、「これをしたらどうなるのか」という予測する能力が低いからなのです。 その行動をした結果、どんなリスクが潜んでいるかということを現実的に考えられない人は、こういっただらしない行動を取る傾向にあります。
だらしない人の心理・特徴④メリハリをつけられない
だらしない人の特徴として、「メリハリをつけて行動することが出来ない」ということも挙げられます。 だらしない人ではなくても、別にいつでもシャキン!としているわけではないですよね。 たまの休日にはだら~んとしたり、片付けもしないで寝てばっかりいるなんて日もあるものです。 それは、だらしない人だけでなく、誰でもそんな日もあります。 でも、普通はそこで、ある程度だらしない時間を楽しんだら、しっかりと片づけをして、メリハリをつけていつものシャキンとした生活に戻るのです。
だらしない人は、そのON・OFFの付け替えが苦手で、なかなかメリハリをつけられない傾向にあります。 そのため、だらしない性格をもったら、いつまでもそのままだらしないのです。 つまりは「やる時はやる!」ということが出来ないのです。 だから、生活もいつも一辺倒で同じような毎日の繰り返しに感じてしまい、さらにやる気が上がらずだらしない性格が悪化するという悪循環も持っています。
だらしない人の心理・特徴⑤忘れっぽい
だらしない人は、前述のとおり物事にメリハリをつけて考えることが出来ません。 たいていの場合、仕事でも勉強でも、「これは特に重要」とか「これは頭にとどめて置く程度で良いな」と物事の重要度を図ったりして、頭の中を整理しているはずです。 大体の人間は、学生生活のうちに、こういった考え方を無意識のうちに出来るようになっていくはずです。 でも、だらしない人はあんまり先生の「ここ特に重要だぞ!」とか母親からの「これだけは頑張ろう、こっちは出来なくてもいいから。」なんて言葉が、何らかの理由であまり心に響かなかったのでしょうね。 だから、何に関しても記憶が一辺倒なのです。
人は、自分に入ってきた情報すべてを覚えておくことなんてできませんから、ある程度その情報の重要度に応じて、整理をしていく必要があります。 重要度の高いものは頭の中に叩き込む+メモもしておく、重要度の低いものは必要なときに思い出せる程度に、手帳にメモしておくなどと言った仕分け作業をします。 でも、だらしない性格の人はこういった仕分け作業をすることが出来ないのです。すべての情報が同じ条件で頭に入るため、当然覚えきれません。
そのため、大切なことはすっかり忘れているのに平然としていたり、どうでもいいことだけ覚えていて人を不快にさせてしまったりするのです。
だらしない人の心理・特徴⑥時間や約束を守らない
だらしない人は、時間や約束を守ることが出来ないという特徴も挙げられます。 待ち合わせにいつも遅れてくる人って、だらしないイメージを持ちますよね。 また、彼氏との約束で「次のデートは○○に行こう」と言っていたのに、結局直前になって、面倒に感じ気持ちがのらず、いつも通りのデートになった…なんてことも、経験したことがあるのではないでしょうか。
だらしない人というのは、先のことを考えて計画的に行動することが苦手です。 面倒くさがりだから、自分が何かをするための準備にどれくらい時間がかかるのかも把握できていないのです。 女性の朝の準備で例えたら、「洗顔、着替え、メイク、ヘアセット、朝ごはん、身だしなみチェック、出勤」というこの一連の動作があるとします。 この一連の動作の中の、それぞれの動作に何分かかるか把握できないのです。 なぜなら、いつも面倒でなかなか行動に移さず、「そろそろメイクしよ~」などと行動しているため、自分が何分かけているか分かっていないからです。 当然、全部に何分かかるかもわからないため、逆算して朝起きることが出来ず、遅刻は当たり前。 間に合わないと分かれば、行く気も失せるため、平気で約束を守らないということなのです。