「和食」「和服」「和風」などなど・・・ 「和」という言葉は、「日本」を意味する概念としてよく使われます。
ということは・・・ 和牛・・・・日本の牛 国産牛・・・日本の牛 あれ、同じなのでは??と疑問に思いませんか?
今日は、「和牛」と「国産牛」の違いについて分かりやすくご説明します!
友達に、「和牛と国産牛の違いって知ってる?」 って聞いたみたところ
「簡単じゃん!和牛は面白いお笑い芸人で、国産牛は、芸人じゃない」
と答えられました。間違いではないですし、私も和牛(M1ファイナリスト常連)は好きですが、、、 これから説明する「和牛」は、お笑い芸人のことではありません。ご了承ください。
国産牛と外国産牛(輸入牛)の違い
国産牛と外国産牛の違いは、「飼育された期間が一番長いのが日本かどうか」で決まります。
国産牛と外国産牛の違い
つまり、アメリカ産の牛でも、アメリカで1年間飼育された後に、日本に運ばれて、1年以上飼育されれば、国産牛となります。
有名人で例えるならば、、、 デーブスペクターは、アメリカで生まれてから30才くらいに本格的に日本に来て、日本での生活期間が30年以上経過しているので、牛の世界で言えば国産牛になります。
逆に、イチローは、1973年生まれで、2000年まで日本で生活し、2001年からアメリカで生活しているので、 2028年まで、つまり55歳までメジャーリーガーを現役で続けていたら、外国産牛になります。
肉牛と乳牛の違い
肉牛と乳牛の違いは、「食肉用に飼育されたかどうか」です。
正確に言うと、、、 乳牛は、家畜化された牛のうち、特に乳がたくさん出るように品種改良された牛のことを言います。 日本では、ホルスタイン種やジャージー種が有名ですね。
・オスの乳牛 ・おばあちゃんになって乳が出なくなった乳牛
も、実は、肉用として食べています。 (というより、「和牛」じゃなくて「国産牛」と表示されているものは、乳牛の可能性が高いです)