コロナ太りとストレスによる体調不良

コロナ禍で長引く心身の不調。「心地よく生きるための健康スキル」を身に付けて私をメンテナンスしよう。
(画像=『LAXIC』より引用)

体重増加も1~2キロならともかく、それ以上に増えると簡単に元には戻せなくなります。体重増加により、ストレスも増える傾向があり、不定愁訴のような「どこが悪いというわけでもないが体調がすぐれない」状態の人も少なくありません。

太ってしまった自分に対する焦り、ダイエットがうまくいかない挫折感、さらに原因不明の小さな体調不良が重なり、精神的にもダウン気味というのがよくあるパターンのようです。

加えて、長引くコロナ禍による不安感や小さなストレスがボディブローのように徐々に効いてきます。年齢的なこともあるのかもしれません。20代なら体力で乗り切っていたことも、30代も半ばを過ぎるとキツくなってくるのが現実です。

寝込むほどではないけれど、好調とはいえない状態が続けば苛立ちやモヤモヤから家族に当たったり、どうでもいいことで子どもを怒鳴りつけたり、そして後からひどく後悔して落ち込むことは、多くの女性が経験していることです。

いまひとつの体調のせいで、家庭内に不協和音を響かせる場合もあるのですね…。コロナ禍の中、妻であり母である人の健康がどれほど大切か、今さらながら気づかされる1年だったように思います。

私をきちんとメンテナンスしながら「心地よく暮らす」

社会が変化するなら、私たちも変化に対応していくしかありません。

病気をしないよう気をつけるだけでなく、日々の生活を快適にすごせる心と体づくりをすること。自分をメンテナンスし、常に良い状態でいられるように気を配ること。「自分で自分の生活を豊かにする」「充実した自分によって家庭も豊かにしていく」そのために、自分の体と心の健康について考えるタイミングがきています。

女性の健康を推進する厚生労働省によるサイト(ヘルスケアラボ)には女性の病気セルフチェックがあります。また簡単にBMI(肥満度の指標)測定ができるようになっているので、まずは自分の体について、一度ゆっくり見直してみましょう。

食生活の見直しで体調を少しずつ改善する、楽しくできるフィットネス動画やゲームを親子で行う、自分に合ったサプリメントの利用も選択肢のひとつです。スムージーやら酵素ドリンクやら、流行もありますが、新しい試みとして「健康のために今年から始めること」があってもいいかもしれないですよ。

意識です、「メンテナンスしていこう」という意識からスタートしましょう。

もちろん必要に応じて、医療機関を受診しましょう。「もしかして○○かも?」とネットで検索しては症状と一致する病名を探してモヤモヤしているのは精神衛生上もよくありません。

きちんと診療を受け「ひとまず、どこか治療が必要なところはない」とハッキリさせることで大きな安心感を得られます。「まさか?」と気に病むくらいなら、まずは受診してみましょう。

参考:女性の健康推進室ヘルスケアラボ/厚生労働省研究班(東京痔額医学部藤井班)監修

オーダーメイドのメンテナンスで健やかな日々を!

コロナ禍で長引く心身の不調。「心地よく生きるための健康スキル」を身に付けて私をメンテナンスしよう。
(画像=『LAXIC』より引用)

たとえばダイエットで適正体重に戻すことは健康管理に必要ですが、ダイエットをすることにより余計にストレスを感じる人もいます。少々ぽっちゃりでも、自分自身が楽しく過ごしているのなら、それは心の健康には良い面もあるかもしれません。

あるいは、細かく栄養を確認して毎食を作るなんて苦手な人からすれば大変なことです。だったら、バランスのとれた総菜キットや宅配を利用したり、必要な栄養をサプリで摂ったりする方法もあるでしょう。

ひとりひとり、また家庭ごとに、環境や状況が違い、「健康に暮らす」定義そのものが違います。

ある家庭では、テイクアウトや総菜を並べても、苦手な料理に費やす時間やイライラを減らし、笑顔で食卓につくほうが「健康的」かもしれません。いっぽうで、食材を吟味し手作りのご飯を並べることで安心できる、その分、掃除はアウトソーシングで!これがわが家流「暮らしやすく健康的」ということもあるでしょう。

「あなたにとっての快適」と「体のために最適」なことを、バランスよく取捨選択していけるといいですね。

家庭の健康を築くためにも、まずはあなた自身、自分自身を大切にし、充分にケアしてあげてください。あなたの体はあなたが一番よくわかる。メンテナンスの方法もいろいろです。

必要なときにはフルスロットルで動けるように、メンテナンスを怠らないのがこれからの時代に求められている健康維持の方法です。あなたのためだけのオーダーメイドのメンテナンス法、ぜひ見つけてください。

ライター 大橋 礼

年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌! 本とお酒があればよし。

提供・LAXIC



【こちらの記事も読まれています】
産育休取得コンサルタントがコミュニティスクールの理事へ大転換!堀江由香里さん流、人生のカスタマイズ術
変化することをいとわない、withコロナにおける新しい復職のカタチと働き方 オイシックス・ラ・大地株式会社にインタビュー
テクノロジーで豊かな親子時間を!Withコロナ時代のニューノーマルな育児とは?
家族で通い、働く。シェアオフィスは新しい家族のあり方と働き方を実現する第3の場へ
3つの「やらなくてOK」で、忙しくても親子共に大満足できる!幼児期以降の読み聞かせのコツ