長引くコロナ禍、私たちの生活も一変しました。2020年春の緊急事態宣言時には誰もが息を潜めるようにステイホームをしていました。1ヶ月、2ヶ月と過ぎ、ついには1年を越えて、もはや「withコロナ」「アフターコロナ」を見据えて、暮らしを見つめ直す時期がきているようです。

今回は女性にとって気になる「コロナ太りと体調不良」をテーマに、これからの時代における健康管理についてお話しします。

コロナ禍による「体調の変化」とは

コロナ禍で長引く心身の不調。「心地よく生きるための健康スキル」を身に付けて私をメンテナンスしよう。
(画像=『LAXIC』より引用)

結論から言えば、これからは「心も体も元気にするために自分をメンテナンスすることをもっと意識していきましょう!」というのがLAXIC編集部からみなさんに送りたいメッセージです。

コロナによる生活の劇的な変化も、すでに1年以上がすぎた今、病気というわけでもないけれど体調がいまひとつ優れない人も少なくありません。

コロナ禍で長引く心身の不調。「心地よく生きるための健康スキル」を身に付けて私をメンテナンスしよう。
(画像=withコロナで体調変化/VideoReseach.Ltd、『LAXIC』より引用)

上記はコロナ禍における体調変化についての調査結果です。グラフを見てのとおり、もっとも多かったのがコロナ太り、体重増加です。

LAXIC編集部内でも盛んに話題にのぼったこと、また多くの女性からも寄せられたのが「年末年始の暴飲暴食」による体重増加とそれに伴ったストレスや体調不良です。

「今年は帰省しなかったから、家でゴロゴロしていて食べて飲んで気づけば3キロ増えていた!」

こんな声に「うんうん!」とうなずく方も多いのではないでしょうか。

年末年始のツケが今きてる!?みんなの声で実感

2021年がスタートして早2ヶ月。今になって年末年始のツケを感じている人も多いようです。

そもそも年末年始の帰省はどれだけ減ったのでしょうか? ファンケルによるコロナ禍の健康意識実態調査の回答を見てみましょう。

コロナ禍で長引く心身の不調。「心地よく生きるための健康スキル」を身に付けて私をメンテナンスしよう。
(画像=コロナ禍の健康意識実態調査/ファンケル、『LAXIC』より引用)

帰省しなかった人は60%近く、その前の年と比べると、22%も増えています。実は帰省がコロナ太りにも少なからず影響した人がけっこういるようなのです。

今回、編集部では帰省をしなかった女性で「太った」と感じている人にヒアリングを行いました。いくつか体験談をピックアップしたので、そちらも見ていきましょう。

「なんだか体調が今ひとつ」そんな女性が増えている

感染しない、させないために帰省は控えました。ダラダラと過ごし、気づいたら体重が4キロ増。体が重く感じ、夕方近くなると疲労感がひどくなります。一番忙しい時間帯なのに一度ソファに座ると立ち上がるのが億劫になってしまうこの頃です。(Nさん/33歳)

クリスマスから暮れにかけて体重は増加するけど、例年なら帰省で夫の実家に行くことでアレコレ気を遣い、そこで体重も減るのでプラマイゼロになります。でも、今年は帰省をしていなかたったので年末からの体重増加にプラスして正月太りまで!20代の頃とは違い、増えた体重は簡単には戻らず、食べていないのに痩せない…。体力も落ち、腰痛は悪化、気持ちもダウンして「人生で今が一番体調悪いかも!」と感じています(Oさん/43歳)

夫の家に帰省するので朝早く起きて、お手伝いをし、と大変だけど、今思うと暮れの「夜中まで起きて、朝は子どものために起きるがガッツリ昼寝」が、正月の嫁仕事で元通りになっていたんですね。今回は帰省しなかったのでリセットすることなく正月休みが明け、いきなり忙しくなりました。増えた体重は戻らず、朝起きるのが辛く、前よりも便秘はひどくなるし、たまに軽いめまいもします。なだらかに体調が下降しているのが不安です(Uさん/36歳)

体重そのものよりも体脂肪率に驚いています…。いつの間にこんなに増えてしまったのだろう、と。在宅ワークということもあり、お気に入りだったタイトスカートをはくこともなく、気付いたらゆったりとした服装で朝夕、保育園へ(それも電動自転車で)。日中は昼どきを含めて外に出ることがほとんどありません。例年は私の実家への帰省で子どもとそり滑りやスノーボードを楽しんでいましたが今年はそれもなく…。地元の友だちとは休日の夜にオンライン飲みなどで盛り上がることがありますが、結局おかしをつまみながらで不健康が止まりません…(Iさん/34歳)

夫の実家への帰省、自分の故郷への帰省、良きにつけ悪しきにつけ、何かしらの区切りであったタイミングがなくなってしまったことが意外とその後の生活にも影響しているのですね。