自己実現を叶えるためには、努力は欠かせません。けれど、目標がないままにがむしゃらな努力を重ねても意味がないのです。大切なのは、適切な方向に努力を重ねていくこと。今回は自己成長を求めた時に、考えたい3つの視点について紹介していきます。

自己実現の力を身に着けるためには

以前、「自立」とは一体なんなのか? という記事を書きました。

答えは、“自己実現の力を身に着けること”。そしてそのためには、経済的、身体的、そして技能的な自立が備わっていなくてはならないということを書いたのですが、そのためには「スキルアップ」や「自分磨き」などの意欲が欠かせない、とも伝えています。

では実際に「スキルアップしたい」、「自分磨きをしたい」と思ったとき。
どういった行動をとればいいのかと悩む方も多いのではないかと思います。具体的な夢や目標がないと、計画を立てることはもちろん行動を起こすこともできません。今回は、自己成長を望んだときに、意識したい3つの視点について紹介していきたいと思います。

ベースができている人はさらに自分を「高める」努力を

【頭と体を動かす】スキルアップや成長をのぞむときに意識したい3つの視点
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まずは今の自分をさらにアップデートしたいと考えたときについてです。ある程度の仕事スキルが身についてきたものの、そこに満足してあぐらをかくようなことをしていれば、いつかはウサギとカメのように後ろからくる人に追い抜かれていってしまいます。

そこで意識したいのはこんな点です。

改良や改善を加える

今の仕事をさらに効率良くしていくためにはどうすればいいのか?
今以上の成果をだすためにはどんなことを試せばいいのか。今の自分の仕事に、一工夫加える努力をしてみましょう。

「自分がもし経営者だったら?」と言う目線を持つ

会社は、利益を生まずに続けていけません。
どんな仕事であっても、「自分がもし責任者だったら?」、「経営者だったらどうするか?」という目線で物事を考えてみましょう。会社員という意識から飛び出し、経営者と同じ目線で物事をシビアに捉えられること。これはビジネスにおいてとても大事なことです。

一歩先の仕事をこなしてみる

今の自分には難しい仕事だと思ったことでも、積極的に「YES」で行動を起こしていきましょう。一度やると決めたからには、自分には難しいと思った仕事でも挑戦しなければなりません。追い込みに近い方法ではありますが、そういった状況に追い込まれたら、いやでも人は成長をせざるを得ません。これまで以上に責任感のある仕事に、積極的にチャレンジしてみましょう。

傍観者から発言者に変わる

これまでは、上から降りてきた仕事をしていなかった。そんな人は積極的に仕事を生み出す努力をしましょう。会議や人前で話すのが苦手だったと言う人はプロジェクトを積極的に動かす運営チームに入るのもおすすめです。自己成長をのぞむ時は、今の自分に満足してはいない時です。これまでとは違う環境に積極的に飛び込んでみましょう。