1日目は「大内宿」に「塔のへつり」、2日目は鶴ヶ城など会津若松市内の観光名所、3日目は「大内宿」、「磐梯吾妻スカイライン」を巡る2泊3日の旅行プランをご紹介！人気の観光スポットをもれなく訪れる、おすすめモデルコースです。
1日目ランチ：三澤屋で名物「ねぎそば」で腹ごしらえ
福島旅行の最初の目的地「大内宿」まで午前中のうちに移動してきたら、まずは腹ごしらえ。大内宿内にある人気のお蕎麦屋さん「三澤屋」で、一本のねぎを箸にしていただく大内宿の名物“高遠そば（ねぎそば）”をいただきましょう。
高遠そばは大根おろしと鰹節のつゆに蕎麦と、いたってシンプル。箸がわりのねぎを少しずつかじりながら薬味としていただきます。そのほか、会津地方の郷土料理である「こづゆ」もおすすめ。三澤屋は茅葺き屋根の古民家をそのままお店として利用しており、晴れた日には縁側でもお食事ができます。
1日目午後：江戸時代の面影が残る「大内宿」と景勝地「塔のへつり」を散策
ランチの後は早速観光をスタート！タイムスリップ気分で散策できる「大内宿」と、大内宿から車で20分ほどの距離にある、奇岩が並ぶ景勝地「塔のへつり」を散策しましょう。
かつて宿場町として栄えた「大内宿」
その昔、会津若松と日光今井市を結ぶ「会津西街道」の宿場町として栄えた大内宿。昭和56（1981年）に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されてから、年間120万人もの観光客が訪れる人気の観光地となりました。
かつての賑わいを感じさせる街並みが残っており、40棟ほどの茅葺き屋根が並ぶ光景は、まさに江戸時代さながらです。通りを一通り歩いた後は、一番奥に位置している見晴台からその全景を一望してみて。
四季折々に美しい「塔のへつり」
塔のへつりは約200mにわたって奇岩・奇勝の続く景勝地。「へつり」とは、この地方の方言で“険しい断崖”を意味しています。まるで塔のように削られた現在の奇岩ができあがるまで、100万年もの歳月がかかったのだそう。
紅葉の名所としても知られており、10月中旬〜11月中旬には白い岩に真っ赤な紅葉が映えます。そして冬には雪が降り積もり、まるで水墨画の世界のよう。
1日目夜：会津若松市内に宿泊
塔のへつり観光を終えたら宿へ。2日目は会津若松市内を観光するので、宿泊も会津若松市内が便利です。
温泉に宿泊したいという方へおすすめは、竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客に愛された「東山温泉」や、かつて“幻の温泉郷”と言われた芦ノ牧温泉。ちなみに漫画『鬼滅の刃』に登場する「無限城」に似ていると話題を呼んだ「大川荘」は、芦ノ牧温泉にある温泉宿です。
2日目午前中：会津のシンボル「鶴ヶ城」と大正ロマン漂う「七日町通り」を観光
2日目は会津若松市内にある観光名所巡りへ。午前中は会津の歴史も学べる「鶴ヶ城」と、大正ロマンを感じられる「七日町通り」を訪れましょう
赤瓦にも注目の「鶴ヶ城」
会津若松市のシンボルである「鶴ヶ城」は、珍しい赤瓦が特徴的。現在の天守閣は昭和40年（1965年）に再建されたもので、平成16年（2004年）には天守閣内部をリニューアルしました。
1階〜4階までを鶴ヶ城や会津の歴史を伝える展示フロアとし、最上階は展望台に。磐梯山や飯盛山など会津若松市の街並みを、360度のパノラマで楽しむことができます。
歴史的建造物が並ぶ「七日町通り」
JR七日町駅から中心である大町四つ角へとつづく約750mの通りで、毎月7の日に市が立ったことから「七日町通り」と名付けられました。道の両側には大正ロマン漂うレトロな歴史的建造物が並んでおり、現在はカフェ、酒蔵、和雑貨、工芸品店などのお店として利用されています。
2日目ランチ：会津のご当地グルメ「ソースカツ丼」がおすすめ
「七日町通り」の散策を終えたら、そろそろランチタイム。2日目のお昼は、会津のご当地グルメ「ソースカツ丼」がおすすめです。
会津若松市内の複数の飲食店で食べることができますが、特におすすめのお店は丼ぶりからはみ出る大きなカツが人気の「白孔雀食堂」や、分厚いカツがインパクト大の「むらい」。またソースで煮込んだカツを卵でとじた、一風変わったソースカツ丼が食べられる「元祖煮込みソースカツ丼の店 なかじま」もおすすめです。
