靴下専門店「Tabio」にて、廃棄食材を再活用するプロジェクト「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」が展開する糸を使用したサステナブルな靴下が、2月より順次発売中だ。
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職人の手による繊細なはき心地の靴下
「Tabio」を展開する「タビオ」は、1968年の創業以来『靴下をはいていることを忘れてしまうような“第2の皮膚”』をめざし、長年の経験と技術を積んだ日本の職人たちが一つひとつ丁寧に編み立てた繊細なはき心地の靴下を生産しており、「Tabio」のほかにも「靴下屋」「TabioMEN」などの靴下専門店を運営している。
廃棄食材を染料として利用
今回登場の靴下に採用されている糸は、日本を代表する繊維専門商社「豊島」が発信する、ファッション業界から廃棄食材を再活用するプロジェクト「FOOD TEXTILE」によるもの。
従来捨てられてしまっていた形の不揃いなどの規格外食材や、カット野菜の切れ端などを、食品関連企業・農園より買い取り、植物に含まれる成分を抽出して、それを染料にして染め上げている。
「FOOD TEXTILE」では、オリジナル商品展開のほか、国内のさまざまなファッションブランドと連携して生産販売・商品化を進め、アパレル業界からフードロス問題に取り組んできた。現在は15社を超える国内の食品関連企業・農業・農園と連携、業界を繋ぐサステナブルなシステムを構築している。
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