わんこそば(岩手県)
わんこそばは、一口程度で食べられるそばを小分けしてお椀に入れ、それを食べ終えるたびに、お椀にそばを入れ続け、客が蓋を閉めるまで続けられる郷土料理です。
その起源は諸説ありますが、たくさんの客にそばを振る舞うには釜が足らず、そばが全員に行き渡るまでに麺がのびてしまうので、小分けして全員が一度に食べられるようにしたとされています。
わんこそばを食べられるおすすめのお店①「東家・本店」
明治40年(1907年)創業の老舗で、とくに地元の人で賑わう人気の蕎麦店。給仕の「はい、じゃんじゃん!」という掛け声で、どんどん蕎麦が投入されてく名物の”わんこそば”は、椀を重ねていく様がなんともエンターテイメント。
東家のわんこそばは、そばの他に鮪刺身、なめこおろし、とりそぼろ、胡麻・海苔・一升漬・つけもの、とろろ・ねぎ・わさび、もみじおろしと、食後のデザートもセットになっています。
わんこそばを食べられるおすすめのお店②「わんこそば やぶ屋 花巻総本店」
宮沢賢治が「一杯飲みましょう」と言って、酒ではなく三ツ矢サイダーを飲んでいたのはよく知られた話。それを飲み、天ぷらとそばを食べるために訪れていたのが「わんこそば やぶ屋」です。やぶ屋のわんこそばは、そばの他に、刺身、筋子、塩辛、なめこおろし、風味漬、とろろ、ねぎ、権八、削り節、海苔がセットになっています。
またわんこそばだけでなく、やぶ屋ならではのセットメニューも注目。まさに宮沢賢治のスタイルそのままの「賢治セット」は、天ぷらそばと三ツ矢サイダーのセット。そして「ブッシュセット」は、そばと天ぷらにお寿司と小鉢もついた豪華セットです。ブッシュも宮沢賢治の言葉「ブッシュへ行く」からきており、ブッシュ(英語)=やぶ、つまり「やぶ屋へ行く」ということを意味しているそう。
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