三代将軍家光を祀る「日光山輪王寺」
輪王寺大猷院の二天門。正面の扁額は108代天皇の後水尾上皇によるものです。
二社一寺の唯一のお寺が日光山輪王寺。開山から1250年が経過した輪王寺は天台宗派のお寺さんです。輪王寺は大きく分けて二荒山神社に隣接する大猷院と東照宮の南側にある輪王寺本堂に大別できます。
大猷院は二荒山神社に隣接しているので、神社を出た足で巡ると便利です。大猷院は三代将軍徳川家光の霊廟が設けられており、豪華絢爛な拝殿は国宝に指定されています。仁王門、二天門、夜叉門、唐門、皇嘉門はいずれも重要文化財に指定されるなど見どころがいっぱい。輪王寺の拝観料は大人が900円。小中学生は400円です。
大猷院仁王門から山を下り、約700mの道のりで徒歩10分程度で輪王寺のご本尊を祀る三仏堂へ。この三仏堂に祀られたご本尊は馬頭観音と阿弥陀如来、そして千手観音の3体です。7m近い大きなご本尊は眩いばかりの黄金色を施し、とにかく圧倒的な迫力に目を奪われます。こちらは重要文化財に指定されています。なお、三仏堂のみの拝観も可能で、その場合は大人が400円、小中学生は200円となっています。
喧騒から離れ心落ち着く「星の宿」でくつろぎの時間
星の宿の外観。落ち着いた雰囲気に癒されます。
広大な日光二社一寺を数時間で巡ると心身ともにもうくたくたです。その疲れを充分に癒してくれるのが輪王寺から徒歩10分の場所にある星の宿。緑豊かなロケーションに加え、喧騒から離れた静かなたたずまいにきっと心も体も癒されることでしょう。
名産の日光湯波づくしのランチ
星の宿では本格的な湯波が楽しめます。
日光名産といえば、ゆば。京都の湯葉に対し、日光は湯波と書くそうです。日光を訪れる修験者らが口にしたのがはじまりとか。
さて、星の宿のランチはまさにゆばずくし。名物「ひきあげ湯波」をはじめ、日光刺身湯波、椀物、天ぷら、炊き込みご飯にお香と赤だしがつく充実ぶりです。「湯波御膳」が3,000円。「あざみ膳」は3,500円、超豪華な「やしお膳」は5,000円(いずれも税別)の3コースから選ぶことができます。いずれも本格湯波料理。心落ち着く庭園を眺めながらいただくコース料理は絶対お値打ちです。
風清らかで優しいお湯の温泉でくつろぐ極上の時間
ランチでお腹を満たした後は、露天の温泉が待っています。緑豊かな景色を眺めながら、浸かるお風呂は最高です。風清らかでお湯は柔らかく、疲れた体をゆっくりとほぐしてくれます。夏は緑濃く、秋は紅葉が楽しめる、絶景のお風呂です。日帰り入浴の入浴料は1,000円ですが、ランチとセットにすると500円割引にて入浴ができます。
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