こんにちは!パンが大好きなパン野ゆりです。

2018年8月に始まったこの連載ですが、バージョンアップさせて新連載を始める予定ですので、ここで一度総集編をお届けします!

 

コロナで海外旅行もままならず、パリパンに気持ちを馳せる毎日なのですが…せっかくなので個人的にお気に入りだったパン達をおさらいしていきたいと思います♫

それでは今までのコラム中で特にお気に入りのパン達をご紹介していきましょう。

 

フライト前に立ち寄る!『utopi(ユトピ)』の「クルミのパン」

パリに訪れるたびに必ず行くパン屋さんが、11区オベルカンフにある『utopi』というパン屋さんです。朝の7時から営業しているので帰国するフライト前に立ち寄り、スーツケースにパンパンに入れて持ち帰ることもしばしば。

中でも大好きな「くるみのパン」。

シンプルなパンなのでどんなお料理にも◎。

食事パンとしてはもちろんなのですが私はこのパン…そのままガブガブ食べてしまうのです。

パンのクラストはガリガリと勇ましく音を立て、クラムはモッチリと水分量が多めなしっとり感。コントラストが最高です。素朴な味わいと小麦の香りが極上。

あぁ…また食べたい…♪

 

パン野的フォカッチャ選手権第1位!『アトリエP1』の「フォカッチャ」

 

パン野的フォカッチャ選手権第1位!

『アトリエP1』の「ドライトマトとオリーブのフォカッチャ」!

こちらのフォカッチャは肉厚で日本のフォカッチャによく似ているのですが、とにかくオイリー!プラス、フワッフワなのです。

オイリーな蒸しパンと言っても過言ではないかもしれません(笑)。

バジル、ローズマリー、ドライトマト、オリーブ…オイリーな生地の中に閉じ込められているそれぞれの味わい。

食べる箇所によって素材が強く出て引き立てあいます。素材のおいしさを感じる一品。

あぁ…また食べたい…♪

 

忘れもしない感動体験!『Neighbours(ネイバーズ)』の「クランペット」

そして、忘れもしない感動体験はこちらの「クランペット」。

イングリッシュマフィンによく似たフォルムのこのパン、イギリス生まれの「クランペット」という軽食パンです。

こんがりと焼かれたこのクランペットが最高においしい!!ガリッガリとかなりハードな食感、中のクラムはお米のようなモチモチさが。個人的に水分量の多めなパンが好みなので、クランペットが大ヒット!

上にそびえ立つのはたっぷりのアボカドディップ、クセのあるハーブの香りを感じました。ポーチドエッグの濃厚なソースで仕上がり抜群。なんて、おいしさが濃いんだろう!奥行きのある味わいにつられ、咀嚼がゆっくりになっていく幸せな朝です。

ああ…また食べたい…♪

 

そして最後にとっておき!『Cédric Grolet Opéra(セドリック・グロレ・オペラ)』のブリオッシュ!

以前のコラムでは紹介していないのですが、カメラロールから絶品のブリオッシュが出てきたのでご紹介(笑)♪

『Cédric Grolet Opéra(セドリック・グロレ・オペラ)』のブリオッシュです!

こちらはフランスで最も有名なスターパティシエのセドリック・グロレ氏が出したパン屋さん。

私が訪れたのはまだオープンして1ヶ月程の超ホヤホヤ期!連日行列だったのを覚えています。

たわわわん!ブリオッシュ!

これね、とにかくおいしい。

重なり方がとてつもなく細かくて、咀嚼のするうちに一層一層丁寧に剥がれていくのを感じるんです…うーん。初めての感覚。

普通のブリオッシュはもっとハラハラでペラペラとするけど、生地にまとまりがあってすごい繊細なドーナツのよう。まさに極上ブリオッシュ!

あぁ…また食べたい…♪

いかがでしたでしょうか?

パリのパン達に想いを馳せる総集編でしたが…振り返ってみるとたくさんのおいしいパン達に出合ってきた私はなんとも幸せ者です♪

次回も引き続きパリパンの総集編をお届けします!

 

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