「カイジ」から学ぶ発想法のヒント
私の好きな漫画の一つに、福本伸行さんの「カイジ」があります。
カイジの第3シリーズ「賭博堕天録カイジ」で、主人公のカイジが、どこかの社長と麻雀で戦います。
その時に、カイジがトイレに行き
「見えざるものを見よ」
という貼り紙を見て閃きます。
このひらめきにより、最終的には4億8000万円の勝利を掴み取ります!!
この「見えざるものを見よ」という言葉は、なにも博打に限ったことではなく、新しいことを発想するためのすべてに活用できると考えられます!
例えば、上述の「ゆで卵を殻付きのまま味を付ける」という発想は、(肉眼では)見えない穴を見ることにより、思いつくことができたはずです!
また、メイプル超合金(2015年M1グランプリファイナリスト)の漫才ネタにも
「あれ、ここWi-Fiとんでるなー」というボケがありますが、この発想も、見えないはずの「Wi-Fi」を見る、というアイデアから生まれています。
星の王子さまの名言
私の好きな本の一つに、サン=テグジュペリさんの「星の王子さま」があります。
この本の中に、以下の名言が書かれています。
心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ。
「肝心なことは目に見えない」
これは、とても深い言葉だと思います。
「見えないのに、どうやって見るの?」kariphoto
カイジの名言「見えざるものを見よ」
星の王子さまの名言「かんじんな(大切な)ものは目に見えない」
この2つを合わせると、つまり
「目に見えない大切なものを見よ!」
ということになります。
目に見えない(大切な)もの、の代表例として・・・
「愛」、「気持ち」、「魂」、「思い」などがあります。
これらをひっくるめて、「心」と表現することとします。
「心」は、見ることができません。
しかし、相手をよーく観察すれば、表情や言動などから、心を感じ取ることができます。
つまり、「心」は見えないけれど、よーく観察すれば、見えるのです!!
上述した、ゆで卵の穴についても、パッと見では見えませんが、よーく観察すれば(顕微鏡などの機器を駆使すれば・・・つまり、本気で見ようとすれば)、見えます!
今の世の中は情報がたくさん溢れ、大抵のことは、目に見えます。なので、簡単に目に見えることだけを見て(信じて)生きている人がたくさんいると思います。
だからこそ、(パッと見では)見えないものを見ることができる人が、尊重され、評価されるのだと思います!じっくり観察しないと分からないような仕草や表情の変化に気付いて、気配り・気遣いできる人は、人として素敵だと思います。
「見えないものを見る」ことは、簡単ではありません。時間や労力が必要なことが多いです。見えないものすべてを見ることはできません。
あなたが本当に見たいものは、何ですか?
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本日のまとめ
・卵の殻には、見えない穴があいているから、殻付きでも味を付けられる
・大切なことは、目に見えない
・でも、本気で、よーく見てみれば、見える!
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提供・味覚ステーション
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