入居費用の支払い方法
入居費用の支払い方法についても施設によって異なります。ここでは一般的な民間介護施設で用意されている入居費用の支払い方法について紹介します。
・一時金で支払う方法
将来に渡って支払う家賃などの費用を、一括して前払いで支払う方法です。この方法を利用することで、入居期間が長ければ長くなるほど支払う介護費用の負担を少なくすることができます。
・一部前払いもしくは一部月払いで支払う方法
一部月払いであっても、将来にわたって支払う家賃などは前払いする必要があります。そして、管理費や食費などの費用については毎月支払うという方法です。一括前払いするだけの預金がない場合には、この方法を取るとよいでしょう。
・毎月支払う方法
前払いを行わず、毎月家賃や管理費および食費などを支払っていく方法です。毎月決まった額を支払うことから、金銭面での管理はしやすいですが、入居期間が長期にわたると支払いが困難になる恐れもあります。
医療控除が介護保険施設では受けられるのか
介護保険施設に入居した際でも、医療費控除を受けることができます。その際の対象となる費用は、日常生活費や特別なサービス費など除く月額利用料の2分の1となっています。
施設で亡くなったときの費用
施設に入居する際には保証人を立てることが一般的です。そして、施設で亡くなった際には葬儀会社へ連絡し遺体を運んでもらう手続きや、未払費用があればその精算を行う必要があります。もし、保証人を立てることが難しい場合については、保証会社を利用することも可能ですので、検討してみましょう。
親と事前に相談し、家族にも協力を求める
このように介護施設には公的なものや民間のものを含め、さまざまな種類があり、それにかかる費用も異なります。実際に利用を考える際には、介護される本人の意思を尊重し、どのような介護生活を送りたいかをしっかりと聞くことが大切です。
また、費用の面について不安があるのであれば、現時点での預金残高を踏まえて介護生活におけるキャッシュフロー表を作成し、可能な限り家族にも援助してもらうなどの対策が必要となります。介護の問題は家族全体の問題と捉え、介護される側に精神的な負担がかかることのないように配慮することも忘れないようにしましょう。
提供・UpU
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