【4】杜に佇むアート作品
2020年は明治神宮創建100周年を迎えることから、様々な催しが行われています。そのひとつが野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」。4人の著名な作家が森の中に作品を展示しています(2020年12月まで開催)。
作家それぞれが何度も明治神宮に足を運び、歴史を理解した上で敬意を持って制作したというだけあって、作品の世界観と神聖なフィールドが深く融合しています。神宮の杜で野外彫刻展が行われるのは初めてのことで、新しい試みにチャレンジしているのがうかがえます。
作品によってはかなり見つけにくい場所にあるのですが、それだけ自然の中に溶け込んでいて、とても魅力的です。100周年という記念の2020年にだけ見ることができる、杜の中のアートを探してみてはいかがでしょうか。
【5】明治神宮ミュージアム
建築家の隈研吾氏が設計した現代的な建物で、神宮の杜に溶け込むようなデザインが見どころ。常設展では明治神宮の歴史や、明治天皇が公務に使用していた貴重な品などが展示されています。
肖像画嫌いの明治天皇を「隠し撮り」ならぬ「隠しデッサン」した超貴重な作品もあり、歴史博物館のようなものと思って侮ることなかれ、こちらのミュージアムは必見です!
また企画展として、先に紹介した「天空海闊(てんくうかいかつ)」同様に、100周年を記念した展示「紫幹翠葉(しすいかんよう)」が開催されています。こちらでは40人の作家が屏風や掛け軸といった日本古来の様式でそれぞれの作品を表現しています(2020年9月末まで開催)。南参道沿いにあり、お食事処も近くにあるので、参拝と合わせて楽しむのにぴったりです。
【6】カフェ 杜のテラス
原宿口の入口にあるカフェで、夏は和のソフトクリームが種類豊富です。オープンデッキもあり、参道の雰囲気を感じながらひと休みできます。
いちおしドリンクは、 明治の山茶 。1200年前の中国で行われていた製法で栽培しているお茶で、現在日本では一部の地域でしか扱われていないんだそう。レアな古代農法製のほうじ番茶がいただけます。写真はラテですが、これだけクリームがのっているのにお茶の味が濃厚!もちろん通常の熱いお茶もあります。
緑のおかげで暑い時期はほんの少し涼しく過ごせる、アクセス抜群のカフェでの休憩はいかが?
まとめ
歴史や文化をじっくり楽しめることに加え、建物の美しさや広大な森が生み出す神聖な雰囲気など、明治神宮の杜という場所ならではの魅力がたくさんあります。改めて、明治神宮を訪れてみてはいかがでしょうか?
提供:トリップノート
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