近ごろ、SNSをはじめとしたさまざまな場所で「稼げる副業」の情報を目にします。「怪しい」と感じつつも気になったり、「本当に稼げる副業はどれなの?」と疑問に思ったり。副業を始めたいけれど、どうすればいいかわからない人も多いでしょう。今回は、副業詐欺に引っかからないためのチェックポイントや、副業を始める際の注意点をまとめてみました。

SNSでよく見かける副業――本当に稼げるの?

2019年にメディアを騒がせた「老後2,000万円問題」から、資産形成について考え始めた人も多いのではないでしょうか。最近では、副業についても話題になることが少なくないようです。

しかし、いざ副業を始めようと思って情報収集を始めても「本当に稼げるの?」「怪しくない?」「騙されてない?」と不安になるような情報も見受けられるでしょう。今回は怪しい副業の特徴を3つ、その理由とあわせて紹介するので、参考にしてみてください。

怪しい副業かどうかのチェックポイント

1 勧誘が激しい

SNSで「少しでも気になったらDMください」といった勧誘の投稿だけで埋め尽くされたアカウントを見たことがありませんか。また、普通の写真や投稿だと思っていたら、3枚目くらいから勧誘が始まることも。

勧誘が激しい副業は、「マルチ商法」や「ネットワークビジネス」などの可能性が考えられます。誰かを紹介すればその人が支払った会費・登録料などが、自分に還元されるという仕組みが多く、紹介人数が増えるほど収入も増えるという触れ込みです。

これは、「稼げる」と言われて登録してみたものの、まず自分が登録料などを支払い、誰かを紹介しない限りは結局大きな収入にはならない。だから必死に勧誘し始める――というパターンかもしれないので、十分注意しましょう。

2 簡単さを強調

「誰でも簡単に稼げる!」「スキルなしの初心者でも1ヵ月10万円!」「スマホで〇〇するだけ」など、簡単さや手軽さを強調する副業にも注意が必要です。

もし、本当に簡単にお金を稼げるなら、その裏には何かがあるはずと疑うべきでしょう。一概に、簡単であることが金銭につながらないというわけではありませんが、簡単かつ稼げるという場合には、多くの人がやりたがらない何かが隠されていそうです。

「おいしい話には裏がある」という言い回しがあるように、スキルもなく簡単にお金が稼げるということはありません。甘い話にのせられないよう注意しましょう。

3 稼げることを過剰にアピール

SNSで札束やブランド物の画像ばかりを投稿しているアカウントを見かけたことがある人は多いでしょう。そこには、プロフィールに「副業で稼げる方法を教えます」といった文言があるというのが典型的なパターンです。

しかし、「自分が仮にお金を稼いだとして、札束やブランド物をSNSに投稿するか」「稼げる方法をSNSでたくさんの人に教えようとするか」冷静に考えてみましょう。

すべてが怪しいとは言えないまでも、札束やブランド物の写真ならフリー素材などでいくらでも手に入ります。実際には存在しない「稼げる方法」を教材として高額で販売している可能性が高いので、十分注意しましょう。

安全な副業は?プラットフォームを上手に活用する

安全に副業を始めたい場合は、「ココナラ」や「ランサーズ」「クラウドワークス」など、一般的な認知度の高いクラウドソーシングのプラットフォーム・サイトを利用するという方法があります。

これらのプラットフォームには、翻訳やライティング、ロゴデザイン、プログラミングなどさまざまなスキルを生かせる仕事の求人が掲載されています。その他にも、イラストや占い、カウンセリングなど自身のスキルを提供できるサービスもありますよ。

仕事を依頼する側の個人・法人も登録の際に本人確認手続きを採用していることが多く、規約違反だとそもそも仕事が掲載されないことも少なくありません。だからこそ怪しい業者は、プラットフォームを利用するよりも、SNSで直接接触しようとする傾向があります。

仕事を受注するには手数料はかかりますが、必要に応じてこうしたプラットフォームを利用することで、安全に副業を始められるでしょう。