別れを意味する花言葉11.マリーゴールド
春から秋という季節に鮮やかな黄色やオレンジの花を咲かせるマリーゴールドは、その愛らしい姿には似つかわしくない別れを意味する花言葉を持ちます。
マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「悲しみ」というネガティブなものが多くあります。見た目とは裏腹な言葉が込められているので、贈り物にするには不向きな花と言えるでしょう。
別れを意味する花言葉12.アネモネ
赤、白、紫色した大きくて美しい花ぶりを誇るアネモネですが、この花に託された花言葉にはネガティブなものが多く、悲しい花の代表的存在です。
アネモネの花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」という切ない言葉ばかりです。由来はギリシャ神話にありました。
西風の神ゼピュロスは花の女神フローラと結ばれていましたが、ゼピュロスは侍女のアネモネを好きになってしまいます。それに気づいたフローラは烈火のごとく怒り、ゼピュロスはフローラとの関係を保つために、アネモネを見捨てたというお話です。
別れを意味する花言葉13.ミヤコワスレ
紫色が美しく映えるミヤコワスレは、すでにその名前からして悲しい響きを持っています。ミヤコワスレの花言葉は「しばしの慰め」「別れ」などがあります。
花言葉の由来は鎌倉時代にまで遡るようです。承久の乱によって敗残の身となった順徳天皇は佐渡島へ島流しの刑に処せられます。その際にミヤコワスレの美しさを愛でることで、都と別れる身になった自分を慰めていたのだそうです。
別れを意味する花言葉14.黄色いカーネーション
さまざまな色で美しさを咲き誇るカーネーションですが、中でも黄色いカーネーションは明るく目立つ色だけにひときわ華やかな印象を与えます。
しかし、黄色い花は幼稚さや未熟さなども表すカラーとして捉えられることが多く、黄色のカーネーションも例に漏れず、ネガティブな花言葉で知られています。
黄色いカーネーションの花言葉は「軽蔑」「侮蔑」というものがあります。不信感が印象的な花言葉でまとめられているのです。贈り物としては適切ではないので、母の日などに黄色いカーネーションは間違っても送らないように気をつけましょう。
別れを意味する花言葉15.キンセンカ
夏が訪れるとキンセンカの黄色やオレンジ色といった元気で明るい色が目立ってきます。ルックスの愛らしさからキンセンカは人気の花として知られているものです。
しかし、黄色やオレンジ色の花にはあまりポジティブな印象の花言葉は与えられていません。キンセンカもその例に漏れずネガティブな花言葉を与えられています。
キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「悲嘆」「失望」「寂しさ」といったものがあります。この花言葉もまたギリシャ神話に由来があるようです。
未熟さのあまり、想い人のパートナーである女性を死に追いやってしまったクリティという水の精が、自らの行いを恥じてキンセンカに姿を変えたと伝えられています。
別れを意味する花言葉16.アリウム
夏を迎えると紫色のボール状の花を咲かせるのがアリウムです。西洋では紫色の花はネガティブなイメージで語られることが多いとされていますが、このアリウムもやはりネガティブな花言葉を持っています。
アリウムの花言葉は「深い悲しみ」というものがあります。これはアリウムの花姿が悲しみにうなだれている人の姿を連想させるということからきているようです。西洋では墓地に植えられる定番の花でもあります。
別れを意味する花言葉17.クロッカス
春の訪れを告げる花として有名なクロッカスですが、中でも黄色いクロッカスには「嫉妬」「羨望」「不義の愛」というネガティブな花言葉があります。紫のクロックスの「愛したことを後悔する」という言葉も別れの花言葉です。
西洋では黄色という色には裏切りや不吉を予感させる色としてイメージされます。また紫色は悲しみの色として共通認識があります。そのため、外国人にプレゼントフラワーとして贈り物にする時は、黄色や紫色は選ばない方が無難だといえるでしょう。
別れを意味する花言葉18.エリカ
別れを意味するエリカの花言葉は「孤独」「寂しさ」です。エリカは荒野に咲く可憐な花として多くのフィクションに登場してきたことで知られています。
花言葉の由来も荒れ果てた地に孤独に風に揺られているイメージから名付けられたもののようです。古典の名作『嵐が丘』の舞台となるヨークシャー地方の荒野に咲くエリカは、この花を世界的に有名にしました。
別れを意味する花言葉19.ハナニラ
ハナニラは「花韮」とも書き、花の匂いがニラの匂いに似ていることからこの名前がつけられたといいます。
ハナニラの花言葉は「悲しい別れ」「耐える愛」というものがあります。悲しい別れとはなんとも切ないですが、これはハナニラの青白く咲く姿の物悲しさから生まれた言葉とされているようです。
別れを意味する花言葉20.シオン
古くは今昔物語に印象的に取り上げられ、今でも日本の花の代表的存在である花が紫苑(シオン)です。シオンには別れを意味する花言葉「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」というものがあります。
シオンには父の死を悼む兄弟のエピソードが有名です。父の死を悼み、二人の兄弟は毎日欠かさず墓参りを続けましたが、ある時、仕事が忙しくなった兄は墓前に忘れ草を供え、墓参りをしなくなるようになります。
一方、弟は墓前にシオンを手向け、毎日欠かさず墓参りを続けました。この弟の行いに感じ入った鬼は弟に不思議な力を授け、弟はそのおかげで裕福に暮らしたという言い伝えがあります。
別れを意味する花言葉21.秋明菊
秋に咲く花の代表である菊の種類のひとつとされますが、実際にはキク科ではなくキンポウゲ科の花です。秋に明るい色で咲き誇ることから秋明菊(シュウメイギク)と名付けられたようです。
そんなシュウメイギクの花言葉は「薄れゆく愛」「淡い想い」「忍耐」というネガティブなものが多くあります。これらは咲く姿が似ているアネモネの影響を強く受けているとされています。
別れを意味する花言葉22.スカビオサ
スカビオサは「不幸な愛」「私はすべてを失った」という花言葉で知られる悲しい別れの花です。紫色が特徴であるように、西洋由来では紫色は悲しいイメージをまとっています。
スカビオサの花言葉の由来は、同じくギリシャ神話に由来を持つヒヤシンスの影響を強く受けているようです。ヒヤシンスも紫色が印象的な花ですが、この紫色の悲しみイメージがスカビオサにもあるようです。
大切な人に花を贈る時は意味をしっかりと知っておこう!
花は贈り物となった時に、花言葉を添えることでとても印象深く、記憶に残るプレゼントになります。そんな時、花言葉を知っているか知らないかでは大きな違いが生じてきます。
大切な人に花を贈る時は花言葉の意味をしっかりと知っておくことは重要です。贈り物の質と印象をさらに引き上げるために、この記事を参考にしてみてください!
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