別世界が広がる内部の見どころ
鍾乳洞の内部には階段があり、それを登っていくと、長い歳月を経てできた鍾乳石が立ち並びます。
五色の雲や大天井、竜王の滝、閻魔の金剛杖、灯篭、灯の柱、五百羅漢、そして最奥部には空穴などの見どころがあふれます。
まるで冥途か?というような名前が鍾乳石につけられ、異次元世界に迷い込んだかのような雰囲気に包まれます。
未だ全貌が解明されていない不二洞の歴史と伝説
不二洞の始まりと伝説
今からさかのぼること1200年前、この地は原生林に包まれていました。多くの獣が住み着いていましたが、猿が騒いでいる事を不思議に思った住民がこの穴を発見したと言われています。猿が群がっていたことから庚申(猿の穴の意)と呼ばれ、これが不二洞の始まりです。
さらに400年ほど前になると、安宗という僧侶が探検に成功。「大福寿穴」と改名し、多くの僧侶が修行を積みに足を運びました。
そして200年ほど前にこの地域に疫病が流行した際、吉祥寺六大住職が、天台宗の百巻経を多くの石に墨書し、この洞窟に埋めて祈願を行いました。その後疫病が治まったことから、現在の不二洞という名前が付けられました。
いまだ解明されていない謎に包まれる不二洞
全長約2.2㎞をほこる不二洞は、800年の長い歳月をかけて探求されましたが、未だ全貌が解明されていません。内部は迷宮のようになっており、謎に包まれた神秘的なスポットなのです。
スポット情報 、営業時間、アクセス
料金:大人800円、小中学生500円
営業時間:9:00~16:30、9:00~16:00(11月)、10:00~15:00(12月~3月中旬頃)
定休日:年中無休
アクセス:【車】関越自動車道・本庄児玉ICより約90分(車でのアクセスをオススメします)
駐車場:あり(無料)
おわりに
群馬県を誇る鍾乳洞「不二洞」いかがでしたか?その歴史はさかのぼること1200年前。周辺で猿達が騒いでいたことから発見されたという歴史深い鍾乳洞です。 洞窟内は幻想的な雰囲気で、まるで異次元の世界に足を踏み入れたかのよう。
近くにはスカイブリッジや公園、キャンプなども楽しめる「まほーばの森」もあるので、神秘的な不二洞とともに、大自然あふれる周辺スポットも楽しんでみてくださいね!
提供・トリップノート
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