京都を代表する繁華街のひとつ「河原町(かわらまち)」。四条通り沿いにある百貨店やショップはもちろん、観光スポットや絶品グルメを味わえるお店まで見どころ満載!今回は、京都観光で訪れたい阪急・京都河原町駅周辺の観光やグルメ、ショッピングスポットを厳選してご紹介します。

河原町ってどんなところ?

(写真=サトホーク
阪急・河原町駅)

京都・河原町は、鴨川沿いにある繫華街。阪急・京都河原町駅周辺には百貨店「高島屋」のほか、多くの商店が集まっています。絶品グルメを味わるお店もたくさんあり、週末は観光客を中心に多くの人で賑わいます。

(写真=サトホーク 錦市場)

多くの商店街が集まっているのも、河原町の魅力のひとつ。京都河原町駅から4分ほど歩いたところにある「錦市場(にしきいちば)」には、惣菜やお茶屋、雑貨屋など、130もの店舗が軒を連ねています。また寺町通りや新京極通りにも人気のお店が集まっており、グルメやショッピングを楽しめます。

 

(写真=サトホーク 先斗町)

さらに河原町駅から5分ほど歩くと、江戸時代から続く花街「先斗町(ぽんとちょう)」や「木屋町(きやまち)」があり、懐石料理のお店やカフェなどが立ち並んでいます。また毎年5月~9月の夏限定で、約90の飲食店に「川床(かわゆか)」が取り付けられ、鴨川を眺めながら食事を楽しめます。

 

(写真=サトホーク 市バス)

河原町へは、京都駅からバスまたは電車で行くことが可能。最寄の「四条河原町」バス停までは、約15分でアクセスできるほか、清水寺の最寄りのバス停「清水道」からは約8分、「祇園」からは約5分で行くことができます。また地下鉄と市バスが1日乗り放題の「地下鉄・バス一日(二日)券」も利用できるので、ぜひ活用してみて。

【地下鉄・バス一日(二日)券の情報】
<電話番号>
0570-666-846(京都市交通局・ナビダイヤル)
<料金>
【1日券】おとな900円、こども450円【2日券】おとな1,700円、こども850円
<主な発売箇所>
京都市営地下鉄駅券売機,市バス営業所,市バス・地下鉄案内所など
※詳細は公式HPでご確認ください

【1】伊藤若冲ゆかりのお寺「宝蔵寺」

(写真=サトホーク
宝蔵寺・本堂)

河原町の繁華街から少し歩いたところにある「宝蔵寺(ほうぞうじ)」。真言宗の開祖・空海(くうかい)によって創立されたといわれている寺院で、現在の本堂は昭和時代に再建されました。なお、本堂は通常非公開となっています。

(写真=サトホーク
伊藤若冲の墓)
宝蔵寺は、江戸時代中期に活躍した絵師・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)や、伊藤家の菩提寺としても知られており、本堂には若冲の作品が所蔵されています。また境内には、伊藤若冲や親族の墓があり、お参りすることができます。

(写真=サトホーク 御朱印(500円~))

本堂やお墓に参拝した後は、社務所で御朱印をもらいましょう。伊藤若冲が描いた「髑髏図(どくろず)」をモチーフにしたものから、季節限定で祇園祭りの山鉾を描いたものなど、様々な御朱印をいただけます。

 

【2】学問・招福などにご利益があるパワースポット「錦天満宮」

サトホーク
錦天満宮

新京極通り沿いにある「錦天満宮(にしきてんまんぐう)」。平安時代、学問の神様として有名な菅原道真(すがわらのみちざね)の生家に創建された神社で、安土桃山時代に豊臣秀吉の都市計画によって現在の場所に移りました。御祭神として道真が祀られていることから、学問や商才、知恵などにご利益があるといわれています。

(写真=サトホーク 錦の水)

境内には、京の名水のひとつである「錦の水」と呼ばれる井戸水が湧いているほか、福岡・太宰府天満宮と同様に「御神牛(ごしんぎゅう)」が祀られており、なでるとご利益が得られるといわれています。

 

【3】錦市場でしか味わえない絶品コロッケのお店「花よりキヨエ」

(写真=サトホーク
花よりキヨエ)
活気ある錦市場の中で地元の方を中心に人気を集めている「花よりキヨエ」。高級オリーブオイル・キヨエを使って揚げたコロッケや唐揚げなどを販売する惣菜店で、テイクアウトはもちろん、イートインスペースも設けられています。

(写真=サトホーク 湯葉クリームコロッケ(1個・税込308円))

おすすめは「湯葉クリームコロッケ」。湯葉が入った濃厚なクリームとサクッとしたコロッケとの相性は抜群で思わずやみつきになります。この他にも、抹茶をジャガイモに練り込んだ「キヨエコロッケ」(1個・税込209円)や、国産のスルメイカを揚げた「錦イカ」(Sサイズ・税込352円~)なども提供しています。