少しでも三密を避けられれば!と、筆者が今まで訪れた中で、比較的混雑していなかった中部地方にある屋外スポットをご紹介。公共交通機関を利用せずにマイカーでアクセスできる場所を基本に考え、リスクを減らしたお出かけを提案します。

【1】すべてのご縁に期待!弥彦神社【新潟】

(写真=Olive)

新潟屈指のパワースポットとして有名な弥彦神社。地元の人には「おやひこさま」の敬称で親しまれています。越後の国の開拓の祖であり、万能の神様、特に仕事や恋愛のご縁に、強いご利益があるといわれています。弥彦山を背景にした広い境内は、多くの殿舎など見どころも多く、ゆっくり参拝を楽しみたいスポットです。

【2】今こそアウトドア!スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド【新潟】

(写真=Olive)

アウトドアブランド・スノーピークの本社屋、ストアを併設したキャンプフィールド。約5万坪の小高い丘稜地帯にあるキャンプフィールドでは、自然の地形を生かした様々なタイプのキャンプが楽しめます。

同行する人を厳選し、家族、または少人数でキャンプを楽しむというのは、もしかしたら三密を避けつつ、休日を楽しめる最高の空間かもしれません。収容組数の制限や施設の消毒なども対応されているので、安心してアウトドアタイムが過ごせます。

【3】帆船と共に楽しむ海王丸パーク【富山】

(写真=Olive)

純白の帆を広げた美しい姿から、海の貴婦人と呼ばれる海王丸。昭和5年に進水して以来、商船学校の練習船として多くの若者を育ててきました。海王丸が係留されているベイエリア一帯は、海王丸パークとして整備されており、広いイベントスペースやバーベキューができる広場、野鳥園に各種遊具が充実しているふれあい広場、緑いっぱいのピクニック広場など、アウトドアを満喫できるスポットとなっています。

【4】城跡で歴史に思いをはせる金沢城公園【石川】

(写真=Olive)
(写真=Olive)

その経歴は、加賀藩前田家の居城ののち、陸軍の拠点、金沢大学のキャンパスなどに利用されてきた場所ですが、歴史・文化・伝統を継承するシンボルとして、兼六園とならび整備されてきました。なまこ壁の長屋や庭園など、見どころも多く、兼六園と比べると、比較的混雑せずに過ごせるスポットです。近くには21世紀美術館の屋外展示もあるので、空いているようなら合わせて見学しても良いですね。

【5】見どころ満載の能登金剛 巌門【石川】

(写真=Olive)

金沢から能登島へほんの少し足を伸ばすと、石川県の大自然にふれることができます。約30㎞にわたり、日本海の荒波によって浸食された奇岩や断崖が続く海岸は迫力の景色です。松本清張の推理小説『ゼロの焦点』の舞台となったヤセの断崖や能登金剛 巌門(がんもん)など、雅な古都金沢とはまったく違う景色に出会えます。

【6】迫力の断崖絶壁!東尋坊【福井】

(写真=Olive)

波の浸食によって切り立つ断崖となった東尋坊(とうじんぼう)は、国の天然記念物に指定されています。高いところで、海面から25mもの高さがある断崖絶壁の岩場は、高所恐怖症でなくても足が震えそうになります。約1㎞にもおよぶ海岸線には遊歩道も整備されており、迫力ある景色が楽しめます。

【7】かつての北陸の小京都・一乗谷朝倉氏遺跡【福井】

(写真=Olive)

福井市から東南の山あいにひっそりと佇む一乗谷(いちじょうだに)朝倉氏遺跡。戦国時代、100年に渡ってこの地を支配した戦国大名・朝倉氏の館と城下町の跡地です。お城は残っていませんが、唐門や礎石、庭園跡などを見学することができ、北陸の小京都とも呼ばれた、往時の繁栄を物語っています。別のエリアでは、武家屋敷や庶民の住む町屋などが再現されており、散策が楽しめるスポットです。