トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した岐阜県の観光スポットをご紹介します!

はじめに

この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。

なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら岐阜県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.養老の滝

写真:PIXTA

落差32m、幅4mの滝で「日本の滝100選」に選定されています。昔から文人たちが訪れており、葛飾北斎も浮世絵に描きました。

出典:tripnote.jp

滝を中心とした辺り一帯は養老公園として整備されており、公園内には養老の滝をはじめ、小さなお子さまでも安全に遊べる施設「こどもの国」や、バランス感覚が試される摩訶不思議な施設「養老天命反転地」など様々な施設が充実しています。

2.白川郷 野外博物館 合掌造り民家園

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「民家園」は、岐阜県の重要文化財に指定されている9棟を含む、全26棟の建造物を保存公開する野外博物館です。白川郷の合掌造り集落をゆっくり見てまわる時間がない時には、こちらの民家園を訪れてみてください。白川郷の合掌造り集落について、効率よく知ることができます。

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ひとつの小さな村のようになっている園内には合掌造りのお食事処や売店がある他、秋に数日間だけ行われる紅葉のライトアップも見どころです。4月中旬~10月下旬には、予約制でそば打ちやわら細工の体験を行うこともできます。

3.荻町城跡展望台

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「荻町城跡展望台」は、世界遺産・荻町の合掌造り集落を見渡せる絶景ビュースポットです。室町時代にこの地をおさめていた内ヶ島為氏(うちがしま ためうじ)の家臣・山下氏勝の居城だった場所として知られています。

歩いていく場合、合掌造り集落から坂道を15分ほど登る必要がありますが、展望台近くには駐車場があるので車で訪れることも可能。また、展望台へ行くシャトルバスも運行しているので、こちらを利用するのもおすすめです。

4.黄金の織田信長公像

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JR岐阜駅の北口駅前広場にたつ、マントを羽織った金ピカの織田信長公像。市政120周年を記念して2009年に建てられました。高さ8mの台座に、3mほどの像と大きなもので、とてもよく目立ちます。

5.飛騨古川

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岐阜の小京都と呼ばれる「飛騨古川」。瀬戸川に沿って白壁土蔵や出格子の商家が連なり、その美しい町並みで人気を集めています。また、大人気映画『君の名は』に飛騨古川駅が登場したことでも、その存在が広く知られるようになりました。酒造へ立ち寄ったり伝統工芸に触れたりしながら、のんびりと町歩きを楽しむことができます。

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そんな飛騨古川観光のメインとなるスポットが「白壁土蔵街」。1,000匹もの鯉が泳ぐ瀬戸川に沿って白壁土蔵と石垣が500m続く、風情あふれる光景が楽しめます。夜には灯りが灯り、より一層美しい町並みが浮かび上がります。

ちなみに11月下旬から4月上旬までは、鯉を寒さから守るためにここから天神池にうつされるのでご注意ください。

6.岐阜公園

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岐阜城が建つ金華山のふもとにある公園。すぐそばには「鵜飼」で知られる長良川が流れています。公園内には織田信長公の庭園や岐阜市歴史博物館、加藤栄三・東一記念美術館などの施設が揃っており、見どころ豊富です。また岐阜城へと続く登山口や、ロープウェイの乗り場も公園の中にあります。

7.やなか水のこみち

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”郡上八幡”という名前にちなみ、8万個の玉石を敷き詰めた路地です。ちょろちょろと流れる小さな水路や柳がとても風情があり、また、やなか水のこみちを囲むように斎藤美術館、心の森ミュージアム遊童館、おもだか家民芸館がたつことから、別名「美術館どおり」と呼ばれることも。郡上八幡を代表する景観が楽しめるスポットです。

8.アクア・トトぎふ

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「木曽三川・長良川の源流から河口までと世界の淡水魚」をテーマにした淡水魚水族館です。魚類を中心に、爬虫類、両生類、鳥類など、水辺の生き物が生息する自然環境を再現して展示しています。飼育・展示している淡水生物の種類は世界有数で、淡水魚水族館としては世界最大級の規模です。

また館内で開催される企画やイベントも充実。生き物によって異なるエサの食べ方を見学する「フィーディングウォッチ」、生き物たちのユニークな習性を紹介する「ポイントガイド」は毎日開催されているほか、週末限定で開催される「ものづくりワークショップ」や「バックヤードツアー」も人気コンテンツの一つです。

9.道の駅 白川郷

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こちらの道の駅は、白川郷ならではの合掌造りのイメージで建てられており、お土産の購入や地元食材を使った食事が楽しめます。お土産では、どぶろく羊羹(50g1個160円)が人気です。

さらに道の駅のイメージを覆されるのが、無料で入場できる「合掌ミュージアム」。実際の合掌造り家屋を移築して展示してあり、建築過程を分かりやすく解説しています。合掌造り集落に行く前後に立ち寄ると理解も深まりますよ。

10.郡上八幡

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岐阜県のほぼ中央にある城下町、郡上八幡。国の重要無形民族文化財に指定されている「郡上おどり」でよく知られています。昔ながらの古い街並みが今も残り、岐阜県内でも人気の観光地です。

1559年、遠藤盛数が砦を築いたのが始まりと言われる郡上八幡城や、食品サンプルの作成が体験できる施設など見どころ多数。また街中には清流流れる水路や、小石を敷き詰めた小路が整備されており、情緒を感じながらゆっくりと散策が楽しめます。