【過ごし方3】童謡詩人・金子みすゞゆかりの地を巡る
仙崎は、金子みすゞの生まれ育った町です。金子みすゞとは、1900年代初期に活躍した童謡詩人で、代表作に「私と小鳥と鈴と」があります。そのため仙崎には、彼女にまつわるスポットが点在しています。
「みすゞ通り」は、仙崎駅から海に向かって約1キロ続く散策路のことです。みすゞの生家や墓所もこの通りにあります。みすゞ通りはゆっくり見学すると、約1時間を要します。記念館に立ち寄られる方は、更に30分~1時間みておくと安心です。
みすゞ通りには、もともとみすゞの生家だった場所を活用して設立された「金子みすゞ記念館」があります(入館料350円/大人)。とても綺麗な記念館で、パネル展示が行われているほか、音声での演出もあります。ギフトショップで、オリジナルのクリアファイルや絵ハガキを購入するのも良いでしょう。
【過ごし方4】クジラの歴史を学ぶ
青海島では、古くから捕鯨(ほげい)が盛んに行われていました。「長門の捕鯨用具」は、国指定重要有形民俗文化財に指定されています。江戸時代になってから始まった「網取捕鯨」という方法で使われる道具が、100点以上選ばれています。
くじら資料館では、捕鯨で使用された道具等を展示しています。剣、包丁、樽、太鼓など、当時実際に使われていたものが飾られているので、とても貴重な機会です。また、獲った親クジラの中から出てきた子クジラのホルマリン漬けなどもありました。
資料館のすぐ近くには「鯨墓」と呼ばれる、クジラのお墓があります。これは、捕獲されたクジラを解体したときに出た胎児を弔ったものです。今では捕鯨は廃絶してしまいましたが、引き続き毎年クジラの法要が営まれていて、クジラに寄せる情の深さがしのばれます。
【過ごし方5】山口名物・フグ土産を買う
山口県は言わずと知れたフグの産地ですね。特に下関市は、フグの水揚量が全国一と有名です。老舗のフグ料理店も多いのだとか。せっかく山口県を旅するなら、フグ土産を購入してみたいですね。
青海島・仙崎エリアでフグを購入したい場合は、道の駅センザキッチンへ行くのがおすすめです。敷地内の直売所では、生のフグが購入できます。薄く切られた半透明のフグの切り身は、とても綺麗です。
フグの加工品も購入可能です。例えば筆者は、フグの燻製やお茶漬けをお土産用に買いました。道の駅センザキッチンはとても広く、お土産も数え切れないほどありますので、ぜひショッピングに利用してみてください。
この記事を書いたトラベルライターから一言
青海島はかつて捕鯨で栄えた町ということで、旅の思い出に「クジラの缶詰」を購入してみました。クジラ肉を砂糖、酒、醤油、などで味付けしてありました。人生で初めてクジラ肉を食べたのですが、とても美味しかったです。歯ごたえと弾力があり、脂身が少なく、今まで食べたことのないような食材でした。捕鯨については、世界で様々な議論がなされていますが、正しい情報を基に、正確な知識を身に付けたいと思いました。(菊地早秋)
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