海の景色は見ているだけで心が癒されますね。ときには波の音を聴きながら、のんびりと過ごす時間も大切でしょう。神奈川県にある葉山は美しい景色が広がるリゾート地で、都心からも気軽にアクセスが可能です。そんな葉山の魅力とおすすめのお散歩コースをお伝えします。
海が魅力の葉山はこんなところ
葉山は相模湾に面した町で、三浦半島の三浦郡に属しています。かつては逗子市・横須賀市・三浦市も「三浦郡」だったそうですが、現在はそれぞれ市となったため、葉山だけが1郡に1町の状態となっています。
葉山の魅力はなんといっても海の景色で、落ち着いたのどかな空気が流れています。天気のいい日には海の向こうに江ノ島と富士山を同時に見ることができ、夕暮れどきには美しいシルエットが現れます。夏は多くの観光客でにぎわいますが、気候が穏やかなため一年を通して楽しむことができるでしょう。
海沿いを歩く葉山観光おすすめコース
1.京急「逗子・葉山駅」の南口を降りてバス停へ
葉山の最寄り駅は京浜急行の逗子・葉山駅です。南口の改札を降りて少し先に進むとバス停があり(セブンイレブンの先)、1番のバスに乗ると最初の目的地・長者ヶ崎に行くことができます。逗子・葉山駅は改札がホームの両端にあり、うっかり北口で降りてしまうとバス停まで5分ほど歩くことになるので、間違えないように気をつけましょう。
2.神奈川の景勝50選のひとつ「長者ヶ崎」
バスに乗ったら「長者ヶ崎」で下車します。長者ヶ崎は葉山の一番南に位置していて、すぐお隣は横須賀市です。長く伸びた岬が特徴的ですが、この岬を上空から見ると大蛇の背のような姿をしているらしく、昔は「長蛇ヶ崎」といったそうです。
ここは神奈川の景勝50選のひとつにも選ばれ、特に夕焼けに染まる海の景色は格別です。また、ビーチではシーグラスが取れると評判であり、下を向いて何やら探している人をよく見かけます。わりとすぐに見つけることができるので、形のきれいなものを見つけてインテリアにしてはいかがでしょうか。
3.岩場の鳥居が神秘的な「小磯の鼻」
海沿いを北へてくてく歩いていくと、岩場にナゾの鳥居が立っているのが見えてきます。なんだかとても神秘的ですが、この辺りは漁師町なため海の安全を守るという意味があるようです。小磯の鼻は御用邸の裏側ということもあり、風水学的にとても良い氣が流れています。まさに海辺のパワースポットですね。