置くや置いておくの類義語は?

置くの類義語は「備え付ける」

置くの意味を『ものをある場所に置くこと』として、その類義語は、”備え付ける”という意味の『取りつける』。”しかけをする”の『仕掛ける』。”位置を決めて物を置く”の『据える』。”必要な位置に置く”の『配する』。”備える”の『設ける』などがあります。

『一目置く』”いちもくおく”は、囲碁が語源の言葉です。相手が自分よりすぐれていることを受け入れ、一歩ゆずって遠慮する意味です。”一目”は網状の1つの目のことで、囲碁の碁盤の目や碁石のことを指し、実力が劣る方が先に石を置いてからスタートするルールに由来しています。

『気が置けない』は、遠慮したり気遣ったりする必要がなく、心から打ち解けられるという意味です。「気を許せない」「油断できない」の意味で使うのは間違っています。日本の約半数の人が間違った意味で使っているようです。

置いておくの類義語は「放置する」

置いておくの意味を”すぐに使わないで取っておく”として、『確保しておく』。”ほうったままにしておくこと”という意味の『放置する』。”顧みない様子”の「放っておく」。”手を出さないでおく”の「手出ししないでおく」。「そのままにしておく」「そのままにする」「そのまま放っておく」…などがあります。

『置いてオク』の”オク”は、前の動詞の”置く”という意味ではなく”保つ”という意味に使われます。補助動詞といわれ、漢字を使わない決まりになっていて、「置いて置く」とは書かずに「置いておく」と書きます。意味は「ものを置いた状態を保持しておく」という意味になります。

「置く」の敬語を適切に使い分けて一目置かれるオトナ女子

「置く」と敬語表現である、『置かれる』『置きます』『置かせていただきます』を解説しました。尊敬語の『置かれる』は間違った使い方によって受け身の表現にならないよう、注意して使いましょう。

正確な敬語を適切に使うことにより、相手を尊重している気持ちを届けることができます。したがってお互いに良い印象が持てるので、良い意思疎通がとれるでしょう。さらに、男女関係においてある程度仲良くなっても、あえて敬語を使い続ける女性は男性から特別視される傾向にあります。

逆に、男性が女性に敬語を使う場面では、あなたに好意があるからこそ緊張で上手に喋ることができず、敬語になってしまうことは少なくありません。下におしゃべりな男性の特徴や、おしゃべりな男性との会話術や日本語のオシャレな使い方を紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

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