眉の形は、自分で思う以上に顔の印象を決める、重要な要素のひとつ。雰囲気が若々しく見えるのも、一昔前のメイクに見えるのも、眉が左右すると言っても過言ではありません。今回は「偏愛」というより私にとって「必需品」というべきアイテムで、綺麗な眉を作る方法を詳しくご紹介します。
眉メイクを失敗すると、1日気分が落ち着かない。
ゆっこです。
そのくらい眉作りは難しく、毎日の化粧で時間をかける部分でもあります。
朝の支度に30分しか時間をかけられない中、眉に5分以上はかけています。少し歪んでいても、濃すぎても薄すぎても「いつもの自分の顔」にならないので、自分の雰囲気に合った眉はとても重要です。
私は5年前に眉の形を思い切って変えました。それから試行錯誤すること数年。
未だに使用するアイテムはときどきアップデートしているものの、2018年冬時点で「これがあれば私になれる!」と言える使い慣れたアイテムと眉の作り方をご紹介します。
今っぽい眉の形って?
今っぽい眉というと、ずばり太眉です。
太眉はもはや流行ではなく、定番の眉となりましたね。
私が意識している眉も、いわゆる「平行太眉」です。
太眉は目との幅を狭めてくれるので、目を優しく強調してくれます。
私は釣り目気味でキツい印象を与えてしまうのがコンプレックスでしたが、平行太眉に変えてからは柔らかい雰囲気に感じてもらえることが増えました。
平行太眉には、顔の印象を和らげる効果もあるのですね。
色は薄すぎず、ちょうど良い濃さを出すことで、しっかりした大人の印象を与えることができます。
ゆっこ流太眉メイク、使用アイテム
「え? ゆっこ、眉アイテムはデパコスじゃないんだ……」と思った方、正解です。
私は眉メイクにデパコスは使わなくなってしまいました(とはいえ、写真にMACのアイシャドウが載っているので、厳密にいうとすべてではないのですが)。
理由は簡単。
失敗しても痛くない金額で抑えたいからです。
眉は色選びが何より重要だと思っていて、ドラッグストアで買えるものからいくつか選べるほうが、私にとってはコスパが良いのです。
もう決まったアイテムがどのブランドにあるのかを把握していれば別ですが、ペンシル・パウダー・アイブロウマスカラのそれぞれの色の組み合わせで、どんな雰囲気になって……なんて、納得いくものに出会うまでには、時間とお金が相当かかるな、という結論に至りました。
いくつかアイブロウアイテムを渡り歩いた中で、眉作りに欠かせないのは、以下のアイテムでした。
・スクリューブラシ
・細めのアイブロウペンシル
・アイブロウブラシ
・アイブロウパウダー
・アイブロウマスカラ
以下、それぞれのアイテムのポイントをご説明します。
付属品でないスクリューブラシ
これは超マストアイテム。
アイブロウペンシルに付属で付いている小さいブラシもありますが、できればブラシ単体で1本持つのがおすすめです。
眉の流れを作るのも、アイブロウ全体の色を良い感じに馴染ませるのも、全部スクリューブラシで叶えられます。
いくら丁寧に作り込んだ眉でも、のっぺりと不自然に見えてしまうため、ブラシでササッとぼかすこと――このひと手間がとても大切です。
私が使用しているのはこちら。
マスカラブラシとしても使えるアイテムだそうですが、私はアイブロウ用に使用しています。
出番は眉を描く前に、眉の流れを整える際と、ペンシルやパウダーで描いてぼかす際の2回。
柄が長くて持ちやすく、力が入りすぎないので、自然なぼかし方ができます。
このブラシでぼかすとぼかさないでは、仕上がりがまったく違います。
MACのブラシでなくても構わないので、スクリューブラシは1本持っていれば、自然な美眉が作れます。
細めのアイブロウペンシル
アイブロウペンシルは極細が便利です。
私はもともと眉が薄く、かつて細眉ブームに乗っていたひとりなので、眉を描くのは田植えのような作業です。
その際に極細アイブロウペンシルはとても便利。
輪郭を描いた後に、その間を自然に埋めるために、極細でぴっぴと描いていきます。
色はダークブラウンを使用。
幅広めなアイブロウブラシ
このブラシに出会うまでは、アイブロウパウダーに付属する、小さくて細いアイブロウブラシを使用していました。
幅が狭いため、何回かパウダーを付けて眉毛を描いていくと、濃さにムラが出やすく、なんといっても持ちにくくて朝のメイクの時間にイライラしていました。
しかし、白鳳堂のこのブラシは幅が広いのが特徴。おかげでババっと眉が描けてしまう。
何よりも楽に描けるのでストレスがありません。
アイブロウパウダーを乗せた後、このブラシで程よくぼかすことも可能です。
小さいアイブロウブラシだと、なかなか思い通りに描けない方は、このブラシで解決するかもしれません。
マットで「ちょうど良いブラウン」のアイブロウパウダー
アイブロウパウダーはMACのスモールアイシャドウ、コルクを使用しています。
もともとはアイシャドウですが、マットでさらっとした質感で、MACでもアイブロウパウダー用としても紹介している色です。
公式ではゴールデンブラウンですが、黄みが落ち着いていて、明るすぎず暗すぎず、ちょうど良いブラウンです。
こういうちょうど良いブラウンは、本当に使用頻度が高くないですか?
私はこれまで、薄いブラウン・ちょうど良いブラウン・濃いブラウンの3~4色入のアイブロウパウダーをいくつか使用していましたが、いつもちょうど良いブラウンだけ使い切ってしまうのに、薄いブラウンと濃いブラウンは全然使用しないため、いつも残っている状態が嫌でした。
ちょうど良いブラウンだけたくさん使用するなら、コスパの面でも断然MACのコルクがおすすめです。
これ、何年使ってるんだろう? ってくらい、なかなか減りません(笑)。
使用感ありありの写真が歴史を物語っています。
いつ買ったかよく覚えていませんが、毎日良い仕事をしてくれる相棒です。
マットでちょうど良いブラウンのアイシャドウがあって、あまりアイシャドウとしては使用していない方は、アイブロウに使用してみるのもひとつの手かもしれません。
肌なじみのいいアイブロウマスカラ
アイブロウマスカラは、何度浮気してもこれに戻ってしまいます……。
ヴィセ リシェ カラーリング アイブロウマスカラ BR-4です。
私の肌の色に合うのか、仕上げにこのアイブロウマスカラをサッと乗せると、ふんわりとした眉毛になって、まろやかな印象になるのです。
アイブロウペンシル、パウダーはダークブラウンを使用していますが、仕上げのマスカラはこのピンクブラウンで明るさを出すと肌に馴染むので、欠かせない存在となっています。
アイブロウマスカラでありがちな「塗った後にカピカピ」とは無縁な点も、とてもポイントが高い理由のひとつです。
ゆっこ流、平行太眉の作り方
愛用しているアイテムが出揃ったので、毎日の眉メイクのプロセスをご紹介します。
1.毛の流れを整える
何気ないことですが、とても大事です。
この後の工程で、綺麗な毛の流れができます。
2.アイブロウペンシルで眉頭から平行線を引き、形を決める
眉山と眉下の隙間を埋めるように、角度をつけすぎず線を引くイメージです。
眉下に角度をつけすぎると、私の場合はとてもキツい印象になってしまうので、この作業は慎重に。
3.眉頭の位置を決める
眉山から眉頭にかけて平行を意識して、位置を決めます。
4.毛流れに沿って田植えをするように、1本1本線を引いて埋める
眉頭にも「田植え」をします。
5.眉頭のアイブロウを指でぼかす
鼻筋に沿ってぼかすと、自然な眉頭に。
6.アイブロウパウダーを肌色の隙間を埋めるように乗せる
パウダーをブラシに取ったら、一度ティッシュオフしてから眉に乗せます。
ムラになりにくくなるので、欠かしてほしくない工程です。
7.スクリューブラシでぼかす
パウダーで隙間を埋めたら、MACのブラシで馴染ませます。
8.アイブロウマスカラで眉の色を馴染ませる
アイブロウマスカラも一度ティッシュオフして、地肌に付かないように毛の流れに逆らってまず乗せます。
その後、毛の流れに沿ってサッと流します。
これで完成です。
奥が深い眉メイクを楽しんで
眉の形や色はその人の印象を大きく左右します。
過去の自分の写真を眺めて、時代を感じさせるパーツはやっぱり眉。
日々、いろいろな人と出会うなかでも、やはり眉の印象はとても大きいなと感じます。
意思が強そうに見えるのも、優しそうに見えるのも、眉の印象に左右されます。
眉は奥が深いなと、つくづく感じるのです。
私は眉メイクのプロではないので、今回はあくまでも自分の愛用品や使用している色を紹介しました。
眉の形もプロに任せたわけではなく自己流です。
でも、そういう方って意外と多いのではないかな? と思うのも事実です。
自然で大人っぽく、時代に合った眉を作るには、ツールもとても大事です。
アイシャドウやリップのように、毎日の変化を楽しむのではなく、ベースメイクのひとつのような存在である眉。
最近では、アーチ眉が流行り始めているみたいですね。
個人的に興味がありますが、似合うのかどうかは、まず挑戦してみないとわからない。
皆さんがコスパ良く、理想の眉に近づけますように。
提供・DRESS(「人生を守る知恵、未来を歩く地図」となる言葉や人物、文化を伝えるウェブメディア)
【こちらの記事も読まれています】
>【星座占い】12星座別 2020年下半期の運勢まとめ
>ダイエットの「我慢」「辛い食事制限」という考え方は今すぐ捨てる
>【手相占い】結婚線の見方 - プロの占い師が伝授します
>VIO脱毛体験記。あまりの激痛にめげそう
>ヘアケアおすすめ商品。 硬い、太い、多い髪をしなやかにする手触り