神戸北野異人館のひとつ、旧ムーア邸が2020年にカフェとして一般公開されました。ここでしか食べることができない「苺のミルフィーユ」は大人気のメニューです。旧ムーア邸のカフェへのアクセスや予約の仕方、カフェのメニューや値段についてご紹介します。

北野異人館とは?

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神戸北野異人館 風見鶏の館
神戸港開港以来、多くの外国人が居住したのが神戸市にある北野町です。北野には明治時代、大正時代の面影を残す歴史ある洋風建築物(異人館)が多く建ち並んでおり、神戸観光の名所にもなっています。

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神戸北野異人館 白亜の洋館 旧ムーア邸
北野に数多くある異人館の中でも、いま特に注目を集めているのが旧ムーア邸。旧ムーア邸は1898年、すぐ隣にあるラインの館を建築したドレウェル夫人が設計した洋館で、晴天に映える真っ白な姿が特徴です。

ムーア氏の一族が100年以上も代々住まったため、これまで一度も一般公開されなかったのですが、2020年7月にカフェとしてオープン。以来、大人気の異人館のひとつとなりました。

予約は必須?

旧ムーア邸のカフェは、客席を予約することもできます。特に、柔らかい日光が差し込む窓際の席は写真映えすると話題で人気の席なので、この席に座りたいかたは事前に予約をするといいでしょう。もちろん予約をしなくても、空席があればすぐに利用することができます。

絶品の苺のミルフィーユ!気になる味と値段は?

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神戸北野異人館 旧ムーア邸のカフェ 「苺のミルフィーユ」1,200円(税抜き)
旧ムーア邸のカフェの人気メニューは「苺のミルフィーユ」です。このミルフィーユは、東京銀座で約50年に渡って愛され続けてきた老舗フランス料理店「銀座マキシム・ド・パリ」のレシピを元に、パティシエがオリジナルで作り上げたもので、旧ムーア邸でしか食べることができないものなのです。

手のひらの大きさほどもあるサイズのミルフィーユは食べ応え抜群。甘酸っぱい苺の味と、ほどよい甘さのクリーム、バニラビーンズ入りのホイップ、サクサクの生地がなんともクセになってしまう味わいです。

苺のミルフィーユは単品で1,200円(税抜き)、コーヒーや紅茶などのドリンクとセットなら1,800円(税抜き)です。