茨城県土浦市にある「つじや」は、今から53年前にオープンした老舗のサンドイッチ店です。やさしい味と手作りにこだわり、地域の方々に愛されてきました。最近ではスタッフさんが更新するインスタが話題で、平日でも遠方からのお客さんが途切れないほどの人気っぷりです。断面までぎっしり具沢山なサンドイッチは、多くの人の心を鷲掴みにしています。この記事では、つじやの基本情報、店舗と駐車場の様子、メニューを詳しくご紹介しています!

つじやとは

50年以上の歴史あるサンドイッチ店

つじやは、 昭和43(1968)年 に始まった老舗サンドイッチ店です。2021年現在から考えると、53年もの歴史があることになりますね。 現在3代目のご夫妻 が営業なさっています。

ここ数年は卸販売(スーパーや行政機関など)と予約のみで営業なさっていましたが、2019年より15年ぶりに 店頭販売を再開 されました。駐車場完備のため、遠方からの訪問も可能です。

写真:菊地早秋

つじやのこだわりは「 やさしい味 」で、お母さんが作ってくれるようなサンドイッチを目指しているのだとか。実際、たまごサラダやポテトサラダ等、 サンドイッチに挟むお惣菜も手作り で、しっかりコンセプトが反映されています。

写真:菊地早秋

インスタが話題

つじやのサンドイッチは、見た目の華やかさも特徴です。 断面まで具沢山 な様子は、見ているだけでも幸せな気持ちになります。

まさに流行りの「 萌え断(もえだん) 」とも言えるでしょう。萌え断とは、 食べ物の美しい断面に萌えること を指す言葉で、サンドイッチやおにぎりに使われるそうです。

写真:菊地早秋

そんな「萌え断」の様子を日々 インスタ で伝えていらっしゃるため、つじやのインスタは フォロワー数が5,000人以上と大人気 です。

スタッフさんがおすすめのサンドイッチをこまめに紹介しているので、 限定メニューも把握 することができます。ぜひフォローしてみては。

メニュー

みねサンド&みねドック

つじやが誕生するきっかけとなった商品が「 みねサンド(280円) 」です。みねサンドには、マヨネーズ味の はるさめサラダ と、手作りの たまごサラダ がたっぷりと詰まっています。

今は亡き 創業者のみねさん が、姪っ子と会話している際に閃いたメニューだったそうです。パン、はるさめサラダ、たまごサラダ、という珍しい組合せが人気で、近所の高校生にとっては、ソウルフードして親しまれていたのだとか。

写真:菊地早秋

薄切り食パンではなくコッペパンを使った「 みねドック(260円) 」は、当初販売していたものを再現したメニューだそうで、「元祖」というシールも貼られています。

写真:菊地早秋

筆者はみねドックを頂きました。マヨネーズが絡まった はるさめサラダ の食感と、 歯ごたえがあるコッペパン の組み合わせが斬新です。はるさめの上にのった たまごサラダ は、卵を茹でるところから作り始めるそうで、真心こもった味を堪能できます。

写真:菊地早秋
写真:菊地早秋

食事系・揚げ物系サンドイッチ

食事系サンドイッチは 15種類以上 の用意があります。基本的には 白い薄切り食パン を使われていますが、電話で事前注文をすれば無料で、 雑穀パン胚芽パン への変更も可能です。

写真:菊地早秋
写真:菊地早秋
写真:菊地早秋

スモークチキンとトマトのサンド (400円)は、ほんのりカレー風味のするソースが入っています。シャキシャキのレタスもたっぷりです。

写真:菊地早秋

ハムチーズトマトースト (380円)は、耳付きの雑穀パンが使われていて、こんがりと焼かれたトーストサンドでした。チーズのコクが楽しめます。

写真:菊地早秋

ポテトトマトサンド (300円)は、お店でジャガイモを茹でるところから作ったポテトサラダを使用しています。にんじん、きゅうりなどお野菜も入っていて、体に嬉しいメニューです。胚芽パンが使われています。

写真:菊地早秋

揚げ物系では、 チキンカツサンド (400円)、 メンチサンド (400円)等があります。なんとソースもお店で手作りということで、素晴らしいこだわりを感じられます。

写真:菊地早秋