人と違う意見を持つことは素晴らしいこと。でも、協調性を求める日本人の特性からかつい【右にならえ】の精神が邪魔をしてしまいませんか?そこで今回は、周りとも調和しながら上手に自分の意見を伝える方法をご紹介します。

♯意見がうまく言えないあなたに。

複数の人が集まって意見を出す機会で自分だけが別の意見だとどうしても、「私は違う。」とは言いづらいものです。それがたとえ仲の良い友人同士であっても。

なので意見がうまく言えない自分を、あまり責めすぎないようにしてくださいね。でも、そんな自分を思い切って変えてみたい!と思ったときは、ちょっとした言い回しに工夫するだけで、周りと意見が違っても受け入れてもらいやすくなるので、言い回しを覚えて取り入れてみましょう。

♯「 それは素晴らしいね!一つ懸念点があるなら……」

まず違った意見を相手に受け入れてもらいたい場合、先に自分自身が相手の意見を受け入れる必要があります。どんな意見でもそうですが、絶対に100%間違った意見など存在しません。相手の経験から導き出した、ひとつの意見をアナタなりにポジティブに捉えて認められる部分があるならまずはそこを認めましょう。

例えば「 ダメだとか言われているけど、不倫をしている人はたくさんいるし、別に私は迷惑がかからなければアリだと思う」という意見に対し、あなたは100%賛同はできないけれど「実際に不倫をしている人はたくさんいるよね。でもやっぱり私はされたら嫌だから、私がすることはないな。」

というように、受け入れられない意見でも、認められる要素があれば認めた上で、自分なりの意見をまとめると相手に伝わりやすく、余計な衝突も避けられます。