11.昼神温泉
昼神温泉は、長野県の南部に位置する阿智村にある温泉地です。昭和48年に発見された比較的新しい温泉地ですが、強アルカリ性の泉質は日本屈指の美人の湯と言われています。南信州最大規模の温泉地で、数多くの温泉宿やホテルがあり、日帰り入浴も受付てくれます。
温泉街の中心にある日帰り専用の入浴施設「湯ったりーな昼神」は、食事処や休憩スペースも確保されており、ゆっくりと美人の湯を楽しむにはおすすめ。
12.諏訪大社上社本宮
上社本宮は諏訪湖の南東に佇む守屋山の麓に位置しており、御山を御神体としています。一般の参拝者は弊拝殿の近くには入れず、斎庭を挟んで離れた拝所から参拝します。
上社本宮は、四社の中でも古い建造物が一番多く残っています。拝殿へ続く長い廊下「布橋」や、徳川家康が大久保長安に建てさせた「四脚門」など、見応えのある建物もぜひまわってみましょう。
上社本宮へ向かう参道は北参道と東参道の2つあり、北参道を通って境内に入る人が多いですが、本来は東参道から参拝するのが正式な参拝ルートです。
13.スタービレッジ阿智
日本一の星空が見える場所として、環境省から認定されたことのある長野県・阿智村。
村のいたるところから星を見上げることができますが、スタービレッジ阿智(ヘブンスそのはら)で開催されているナイトツアーに参加すれば、富士見台高原ロープウェイで標高1,400mの高さまで登って星空遊覧を楽しむことができます。わずかな街の光さえも届かない暗闇のなか、ガイドによる星座解説付きで鑑賞できますよ。
14.妻籠宿
江戸から数えて42番目となる妻籠宿は、中山道と伊那街道が交差する交通の要衝として、大変にぎわいました。日本で初めて古い町並みを保存した宿場町で、奈良井宿同様、国道が大きく西側にそれていることと、大火を免れたことで古い建物の町並みが残され、枡形や水場など、宿場の面影を偲ばせています。
15.霧ヶ峰高原
ビーナスラインドライブで立ち寄りたい、標高約1,600mに位置する高原です。さえぎるものがなにもなく緩やかな起伏が続く高原で、ニッコウキスゲなど高山植物を観察しながらゆっくりと自然の景色を楽しむ事ができます。駐車場にはお土産なども扱う大きな売店が併設されています。
16.戸隠神社(奥社)
戸隠神社は長野県長野市にある神社で、奥社・九頭龍社・中社・宝光社・火之御子社の全部で五社からなります。
奥社の祭神は、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。昔、天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素戔鳴尊(すさのおのみこと)の乱暴を怒って天の岩屋へお隠れになったとき、閉じられていた岩戸を開けたと言われている神様です。
参道の中ほどにある随神門の先に続く、樹齢400年を超える杉の大木がずらり並ぶ様子は、まさに圧巻の一言。芽吹きの春も、深緑の夏も、鮮やかな秋も、雪降る初冬も、どの季節もおすすめです。
17.車山高原
初夏には新緑、夏には色とりどりの高山植物が咲き、秋には紅葉、そして冬にはウインタースポーツが楽しめる美しい高原です。車山展望リフトに乗車すれば標高1,925mの車山山頂に簡単にアクセスできますし、高山植物を楽しみながらゆっくりとトレッキングで山頂を目指すのもおすすめ。山頂からは八ヶ岳連峰や遠くは富士山の姿を望むことができます。
18.なわて通り
松本城からは歩いて5分、松本駅から歩いても10分とアクセスしやすい場所にあります。縄のように長い土手からなわてと呼ばれるようになったこの通りのシンボルは、カエル。カエル大明神など、街のあちこちでカエルのオブジェが迎えてくれます。懐かしい玩具や駄菓子、地元の名産や特産品を扱うお店が50軒ほどつらなっており、お土産探しにも楽しい通りです。
19.諏訪大社上社前宮
本宮から約2kmほど離れた場所にある前宮。本宮と同じく、守屋山を御神体としています。前宮は丘の上に鎮座しており、鳥居から拝殿まではのどかな田園風景の中を歩いていきます。もともとの諏訪信仰の発祥はこの前宮からだったともいわれており、原始的な信仰の地を思わせる自然豊かな神社です。
なお諏訪大社の四宮の境内には、7年に1度催行される「御柱祭」で山から切り出した御柱がそれぞれ4本ずつ建てられていますが、四社の中でも4本全ての御柱を間近で観ることができるのは上社前宮のみです。
20.田代池
上高地の原生林の中に広がる、湿原をともなった浅い池。水面に映る穂高岳の姿が美しく、5月の新緑や10月の黄葉、晩秋の霧氷の時期なども情緒ある風景が楽しめます。この田代池から自然研究路の最終地点である田代橋の間は、森林の中を歩く「林間コース」と、梓川沿いをあるく「梓川コース」を選択できます。