新潟県長岡市の「宝徳山稲荷大社(ほうとくさんいなりたいしゃ)」では、毎年11月2日~3日にかけて「神幸祭(よまつり)」と呼ばれる神事が行われます。今回は、神幸祭に出かける際のポイントについて、紹介していきます。
火の鳥が現れる!?宝徳山稲荷大社の神幸祭
本当に神社なのかと疑ってしまう程、建物が規格外に大きい、新潟県長岡市の「宝徳山稲荷大社(ほうとくさんいなりたいしゃ)」。
こちらで毎年11月2日~3日深夜遅くにかけて行われる「神幸祭(よまつり)」は、知る人ぞ知る神事です。人々の願いがこもった「紅ローソク」に火が灯る光景は、幻想的で美しいです。
紅ローソクに火が灯り、しばらくすると、火の鳥が断続的に夜空を飛んでいく姿が見られます。1羽だけではなく、3~7羽だったりと様々です。火の鳥が飛ぶ数は、その年によって異なります。火の鳥が飛んでいく姿は、深夜遅くまで見ることができます。
筆者が訪れた2019年は、11月2日の21時前に「火の鳥」としか例えようのないものが、夜空へと羽ばたいていきました。何秒か羽ばたいてはどこかに消え、また別の火の鳥の群れが羽ばたいては消える、といった様子です。
火の鳥の正体が何なのか分かっていませんが、神幸祭がある毎年11月2日夜~11月3日深夜遅くにかけてのみ現れるのは事実です。
新潟県外在住者に限り、事前に申し込めば当日神社にお籠りし、神幸祭に参加することもできます。2020年は新型コロナウイルスの感染対策の為、9月1日より受付が開始されます。
神幸祭についての詳細は下記をご覧ください。
神幸祭
https://www.houtoku.or.jp/event/yomatsuri/
神幸祭に出かける際のポイント
ここからは、神幸祭に出かける際のポイントについて、7つ紹介していきます。
【その1】関越自動車道・長岡南越路SICが便利で分かりやすい!
ETC搭載車であれば、関越自動車道・長岡南越路SIC(ながおかみなみこしじスマートインターチェンジ)が駐車場にいちばん近く、道が分かりやすいので断然オススメです。
その他、関越自動車道・長岡IC(インターチェンジ)、又は、小千谷ICからのアクセス方法があります。また、鉄道でアクセスする方法もあります。
神社の近くには宿がないので、神社にお籠りしない場合は、近隣のSA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)や道の駅での車中泊を視野に入れておきましょう。
【その2】女子トイレは和式がほとんど
境内の女子トイレは、ほとんどが和式です。そちらを踏まえた上で、神幸祭に出かけましょう。