ノロウイルス予防をする際には注意が必要
危険なノロウイルスによる感染を予防するため、前項で紹介したトイレ掃除は安心に繫がります。
しかし、使用する薬剤は強力なものであるため、掃除そのものに影響を受ける場合もあります。
注意事項も把握した上で、安全におこなうよう心がけてください。
たとえば、素手で触れないことです。
次亜塩素酸ナトリウムは、汚れの漂白に使われるほどの強力な成分です。
そのため、素手で触れてしまうと手荒れ、ただれに繫がる恐れもあります。
かならず、ビニール手袋を着用しましょう。
次に、マスク着用も心がけるべきという点です。
塩素系の薬品は、気化ガスに関しても有毒です。
そのため、直接吸い込まないようマスクが欠かせません。
マスクをしていたとしても、極力吸いすぎないよう気をつけてください。
最後に、原液ではなく、かならず希釈した液を使うべきということです。
強力な次亜塩素酸ナトリウムは、原液のまま使うと便器や床、壁などの色落ちにも繫がります。
かならず、適切な濃度に薄めて使いましょう。
(まとめ)トイレ掃除はノロウイルス予防にも繋がるって本当?
1.ノロウイルスの感染源の多くがトイレといわれているため、トイレ掃除の徹底は予防に繫がります。 ノロウイルスが集団発生した際、感染源の多くはトイレといわれているので、掃除の徹底は有効な予防対策となります。 ポイントを押さえて、しっかり除菌を行っておきましょう。
2.ノロウイルス予防で徹底したい掃除箇所を押さえましょう。 ノロウイルスは、接触・飛沫・空気感染と多くのルートから蔓延するウイルスです。 トイレの場合は、便座やレバー、ドアノブといった箇所から接触感染することが懸念されるので、適切な掃除を徹底すべきです。
3.予防のための薬剤を押さえましょう。 トイレ用の除菌系洗剤は多く売られていますが、ノロウイルス対策には次亜塩素酸ナトリウムが主要成分である漂白剤を使用してください。 約250倍に薄めて、拭き掃除に役立ててください。
4.ノロウイルス予防をする際には注意が必要です。 次亜塩素酸ナトリウムは強力な成分であるため、扱いに十分な注意も欠かせません。 主には、健康への影響を防ぐためのビニール手袋・マスク着用や、設備を守るためかならず水で薄めて使うことなどです。
提供・Kajily
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