天井のカビは塩素系のカビとり剤を使い柄の長いものでお風呂掃除

天井などお風呂にこびりついているカビをきれいにするには、塩素系のカビとり剤が有効だといわれています。

塩素系のカビとり剤には、カビの胞子や菌糸を殺菌、漂白する効果があると考えられているからです。

塩素系のカビとり剤を天井にスプレーするのは、人体へのリスクが高まるため、柄の長い掃除道具などを使って掃除するようにしましょう。

お風呂掃除や換気を怠るとカビを発生させる原因に

「なにもしていないのに、お風呂にカビが生えてくるのはなぜ?」と、思ったことはありませんか?

そう、カビは何もしなくてもお風呂の天井や壁にどんどん生えてしまいます。

反対に言えば、「何もしないこと」こそがカビを生やしてしまう原因ともいえるのです。

日頃からお風呂掃除を怠ってしまうと、天井や壁についた皮脂汚れや垢、埃などもそのままの状態になります。

それらはカビの養分になってしまうため、どんどんカビを発生させてしまいかねません。

また、浴室の換気をしないのも、カビの原因となります。

浴室の黒カビは20~30℃くらいの温度、85%RHの湿度で増殖するといわれており、換気不足の浴室は、カビにとって絶好の場所といっても過言ではありません。

特に、お風呂上がりの温度、湿度共に高い状態で換気をしないのは危険だといえます。

カビの原因を作らないよう、まずは日常的なお風呂掃除、浴室の換気などを心がけるようにしましょう。

お風呂のカビは塩素系のカビとり剤を使って掃除

お風呂の天井や壁に黒いカビが発生してしまった時は、どのように対処すればよいのでしょうか?

市販されているような、塩素系のカビとり剤を使って掃除するのがおすすめです。

塩素系のカビとり剤には、カビの胞子や菌糸を殺菌、漂白する効果があるといわれています。

また、カビとり剤をかけた後、天井や壁などをすぐにゴシゴシと擦るのは逆効果といわれており、カビとり剤をかけた後、5分程度時間を置いてからお湯で洗い流すのがよいでしょう。

洗い流す際に使うお湯は、50℃以上が良いといわれており、シャワーで1分~2分程度かけるとよいです。

カビがタイルの目地に入り込んでしまったとしても、表面から1ミリ以上奥に行くことはないと考えられており、50℃以上のお湯を5秒かければ死滅させることが可能です。

一般的に、浴室でカビが成長するには7日~10日ほどかかるといわれています。

そのため、このペースでカビとりのお風呂掃除を行うとよいでしょう。