時間は有限。だからこそ、仕事は集中して効率よく終えてプライベートを充実させたい!…そう思う反面、なかなか集中できなくて自分にイライラしてしまうことはありませんか?実はその集中力の低下、何気ない習慣が原因かもしれません。
NGリスト1.朝食を抜いている
朝はバタバタしていて朝食を食べる時間がない…と朝食を食べずに出かけていませんか?実は朝食を抜いていることが集中できないことにつながっているかもしれません。
と、いうのも1日の中でも消化の活動が最も活動的になる朝に栄養をとることで、活動エネルギーである気(き)や脳に栄養を与える血(けつ)を作り出しやすくなるから。この気は元気ややる気を作り出す源だと薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)では考えられていますが、実は集中力を維持することにもかかわっています。
ですので、朝ごはんを抜いてしまうと気や血が作り出しにくくなって、脳に栄養がいきわたらず集中力が続かなくなってしまうのです。
何もバランスよく食べることを目的としなくてもOK。納豆ごはん、卵かけごはんなど簡単なものでいいので、朝にお米を食べるという習慣をつけましょう。食べる時間は消化の時間帯である7時~9時がベストです。
NG リスト2.ついついお腹がいっぱいになるまで食べてしまう
満腹になるまで食べると眠くなって集中力がなくなる…という経験はありませんか?それもそのはず。
なぜなら、消化吸収するにもエネルギーが必要になるため、食べれば食べた分だけエネルギーを消耗してしまいます。その結果、だるくなったり集中力が散漫になったりしてしまうのです。
基本的に腹八分目で食事をやめておきましょうというのが薬膳の世界で昔から言われている養生の1つ。腹八分で食事を終えることで集中力が上がるだけではなく、お肌もキレイになりますし身体も軽やかになります。自分の心、身体、お肌のために今日から食事をお腹いっぱいまで食べない習慣をつけていきましょう。まだ食べられるかも…というところで食事をやめておくのがポイントです。