【5】金峯山寺周辺の飲食店
写真:ゆきたか
金峯山寺周辺には、狭い道路に飲食店や土産物店が軒を連ねます。奈良名物の柿の葉寿司、吉野葛を使った和菓子が味わえる店、コーヒー、ソフトクリームがいただけるカフェもあるので、散策途中に休憩するのにおすすめです。
お食事処 はるかぜ
金峯山寺の南側にある「お食事処 はるかぜ」では、各種定食や麺類がいただけます。店内は、テーブル席と座敷があり、吉野の山々を眺めながら食事が楽しめます。
お店のおすすめメニューは、名物の吉野葛を使った「葛うどん」。おつゆと麺の両方に葛が使われており、のどごしがとても良いのが特徴です。
名物の柿の葉寿司が味わえる「ミニ柿の葉すし定食」。ボリュームは控えめだが、吸い物や葛菓子も付いている。 奈良名物の柿の葉寿司が味わえる「柿の葉すしご膳」や「ミニ柿の葉すし定食」もあります。やや甘めのすし飯に、塩気の効いたサバが乗っており、美味しくいただけますよ。どちらも、胡麻豆腐や和え物、そうめんの吸い物、葛菓子などが付いています。
陽ぼっこ
陽(ひなた)ぼっこは、七曲り坂あじさい園付近にあるカフェです。お店は、吉野の木材で作られたログハウスで、温かみがあり、落ち着く雰囲気です。
吉野の名水で淹れたコーヒーは、すっきりとした味わい。テイクアウトもできる。
メニューは、コーヒー、紅茶、オレンジジュースといったドリンク類(480円~)から、パスタのランチセット(各種1,000円)、ピザ、アイスクリームまで揃っています。
名水コーヒー(480円)は、吉野の名水でいれたコーヒーで、苦みや酸味も控えめな、すっきりとした後味が特徴です。テイクアウトにも対応していますよ。
店内の窓からは、吉野の山々のほか、春には周辺に咲く桜も眺められます。散策後にホッと一息つきたいときに利用してみてください。
【6】吉水神社
吉水神社(よしみずじんじゃ)は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つでもあり、近年注目されている観光スポットです。もともとは、金峯山寺の僧坊で、「吉水院」と呼ばれていましたが、明治時代の神仏分離によって、神社となりました。
こちらには、誰もが知る歴史上の人物が、過去に滞在したと伝わっています。文治元年(1185年)には、源頼朝に追われて吉野に逃げた義経が、静御前やお付きの者としばらく住み、延元元年(1336年)には、吉野にお忍びで訪れた後醍醐天皇が、行宮を設けて居所としました。そして、文禄3年(1594年)には、豊臣秀吉が花見で訪れ、ここを本陣としたといわれています。
拝殿横には、日本住宅建築史上最古とされる書院があります。鎌倉時代に建てられた檜皮葺の建物は、世界遺産にも登録されており、状態も良く保存されています。
内部は一般に公開されており、源義経・静御前 潜居の間、後醍醐天皇玉座といった部屋のほか、ここに滞在した人物が愛用していた品物の展示もあるので、当時の様子を偲んでみるのも良いでしょう。
境内の駐車場あたりは、眺望が開けており、春には吉野山に咲く美しい桜が鑑賞できる。
境内には、吉野山に咲く桜の写真を展示したパネルも設置されている。
吉水神社は、桜の名所としても有名です。境内から見る桜は、「一目千本」と呼ばれ、吉野の山々がピンク色に染まる様子は素晴らしいものです。
提供・トリップノート
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