21.浮御堂
琵琶湖に浮かぶ「満月寺 浮御堂(うきみどう)」は、琵琶湖を象徴する景色のひとつ。近江八景「堅田の落雁(かたたのらくがん)」としても知られており、この美しい景観は松尾芭蕉はじめ多くの歴史上の人物たちに愛されてきました。
平安時代、天台宗の高僧・源心僧都(げんしんそうず)が湖上安全と衆生済度を祈願し、一千体の阿弥陀仏を安置するために築いたのが起源とされています。
現在の建物は昭和12年(1937年)に再建されたもの。昭和57年(1982年)にも修理が行われました。琵琶湖観光の途中に立ち寄って、参拝したいですね。
22.信楽陶芸村 本店
施設内では、伝統工芸の信楽焼がどのような工程で造られているかを見学できたり、陶芸教室で「手ひねり」「電動ろくろ」「絵付け」もできます。
また、こちらで外せないのが、のぼり窯カフェ。奥田忠左衛門が、信楽の山裾で1888年に開窯した100年以上の歴史を持つ窯で、今でも完全な形の登り窯や古い形式の穴窯が残っています。その中で、お茶することができるため、「世界初!窯の中でお茶するカフェ」と謳っています。
23.都久夫須麻神社
琵琶湖に浮かぶ「竹生島」に鎮座し、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)や宇賀福神(うがふくじん)などの四柱を祀る神社。本殿は、豊臣秀頼(とよとみひでより)が京都・伏見桃山城の一部を移築したもので、国宝に指定されています。
本殿を参拝した後は、四柱のひとつで琵琶湖に棲むと伝わる「龍神」を祀る拝所で、「かわらけ投げ」をやってみましょう。かわらけという素焼きの小皿に願い事を書き、岩場に立つ鳥居に向けて投げ、見事鳥居をくぐれば願い事が叶うとされています。このかわら投げの場所は、琵琶湖を一望できるビュースポットでもありますので、景色を楽しむのもお忘れなく。
24.四番町スクエア
「夢京橋キャッスルロード」に隣接しており、”大正ロマン漂う町”をコンセプトにしたお洒落な商店街エリア。コンセプトに沿って、石畳にガス灯、大正モダンな建物が並んでおり、雰囲気たっぷり。飲食店や和菓子屋さん、お土産屋さんなど約40店舗が集まっています。
25.永源寺
「永源寺」は康安元年(1361年)に創建された寺院です。「永源寺」の本尊である聖観音像は非公開の秘仏(ひぼとけ)で「世継ぎ観音」と呼ばれ、祈願することで子宝や跡継ぎに恵まれると伝えられています。
滋賀県随一の紅葉名所としても知られており、「もみじの里」として親しまれています。境内には約3,000本のもみじがあり、見頃を迎える11月上旬から11月下旬にかけて一斉に真っ赤に色づく様子は見事です。シーズン中には夜間のライトアップも行われ、夜は20時30分まで門が開いています。
また同時期に庭園の特別公開も行われ、抹茶とお菓子がついて別途500円で楽しむことができます。
26.八幡山城跡
標高271mの八幡山山頂へは、歩いても登れますが、八幡堀の近くから片道4分のロープウェーも運行。山頂からは、近江八幡の町を一望できる見事な景色が広がります。かつては豊臣秀次が築いた八幡山城がありましたが、現在は石垣しか残っておらず、本丸跡には秀次の菩提寺である「村雲瑞龍寺」が建てられています。本丸跡のほかに、西の丸跡や北の丸跡、展望台などの見どころも。
また「恋人の聖地」にも選定されており、所々にハートのモニュメントが設置されていて記念撮影ができたり、ハートの形をした「えんむすび瓦」に願い事を書いて奉納することもできます。
27.竹生島クルーズ(長浜港発)
長浜港と竹生島を結ぶ観光汽船で、所要時間は約30分ほど。小さな船のため復路の船の乗船時間もあらかじめ決められており、竹生島の滞在時間は70分~85分に設定されています(次便への振り替え乗船も可能)。
移動中はオープンデッキで琵琶湖や伊吹山の絶景を楽しむのもおすすめ。また船内で琵琶湖の歴史と竹生島についてのアナウンスも流れます。往復運賃は大人3,130円、学生2,500円、小学生1,570円(2021年1月現在)。
提供:トリップノート
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