トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した滋賀の観光スポットをご紹介します!
はじめに
この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。
なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら滋賀県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。
1.ラコリーナ近江八幡
緑の芝に覆われた屋根が印象的な、老舗菓子店「たねや」グループのフラッグシップショップ。メインショップの1階は広々とした吹き抜け空間で、和・洋菓子を販売しています。
和菓子売り場では「たねや」全商品が揃いお土産の購入にもおすすめ。そして洋菓子売り場はクラブハリエ最大のバームクーヘン専門店になっています。
また2階には自然のぬくもり溢れる開放的なカフェがあり、焼きたてのバームクーヘンなどがいただけます。
2.琵琶湖
日本で最大の面積と貯水量を誇る湖。滋賀県のほぼ中央に位置し、なんと県面積の6分の1を占めます。そんな広大な琵琶湖周辺は、湖東・湖西・湖南・湖北の4つにわけられ、歴史を感じたり自然を満喫できるなど、エリアによってさまざまな魅力を発見できます。
3.びわ湖テラス
2016年7月にオープンした標高1,100mの山頂にある天空のテラスで、日本一の湖「琵琶湖」を一望する絶景が楽しめます。
びわ湖テラスまでは日本一の速さを誇るロープウェイでたったの4分。ウッドデッキが張られ、ソファやテーブルを配する大人リゾートな雰囲気も素敵です。カフェも併設しており、ドリンクや軽食をいただくことができます。
4.八幡堀
お堀に沿って石積みや白壁の土蔵が立ち並び、その景観の美しさから映画や時代劇のロケ地にも使用されます。4月から11月頃までは遊覧船による水郷めぐりも実施。豊臣秀次が八幡堀と琵琶湖を繋いだことにより、多くの近江商人が行き交う商いの町としてさらに栄えたという歴史を持ちます。
5.メタセコイア並木
マキノ高原につづく道路沿い、全長2.4kmに渡ってまっすぐと伸びる、約500本のメタセコイアの並木道。爽快で美しい景観は「新・日本の街路樹百景」にも選ばれています。新緑の季節には青々とした清々しさ、紅葉の季節にはロマンチックな雰囲気を醸し出し、そして冬には雪化粧をした幻想的な光景で私たちを楽しませてくれます。
6.びわ湖バレイ
標高1,108mの打見山から1,174mの蓬莱山にかけて広がる高原リゾート。「びわ湖テラス」もこのびわ湖バレイ内のスポットです。そのほか眼下に琵琶湖を見下ろしながら楽しめるジップラインやスカイウォーカーなどのアクティビティ、手作り遊具や絶景ブランコなどが人気!
7.石山寺
紫式部が『源氏物語』の話を思いうかべた地として知られる石山寺は、お寺の名前の由来にもなっている大きな硅灰石(けいかいせき)の上に立ちます。
天平19年(747年)、聖武天皇の祈願により、奈良・東大寺の別当、良弁が創建したと言われています。本尊は如意輪観世音菩薩で、安産や縁結び、厄除けなどに御利益があるとされ、古くから信仰をあつめてきました。
四季折々の花を楽しむことができることから「花の寺」として親しまれているほか、2,000本のもみじが植えられており、秋には紅葉して境内が赤く染まります。例年見頃を迎える11月中旬から11月下旬頃まではライトアップも実施。「あたら夜もみじ」は日本夜景遺産にも登録されています。
8.竹生島
滋賀県琵琶湖の北部に位置する周囲2キロの小さな島。古来から神の住まう島とされ、日本三弁財天の一つを祀る宝厳寺や、本殿が国宝指定された都久夫須麻(つくぶすま)神社が創建されており、島全体がパワースポットです。
琵琶湖の西側の今津港と東側の長浜港からは琵琶湖汽船が、彦根港からはオーミマリンという船が竹生島へ就航しています。
9.三井寺
天台寺門宗の総本山で、正式名称を「園城寺」と言います。天智・天武・持統三天皇の産湯に使われた霊泉が境内に沸くことから「三井寺」と呼ばれ、現在はこちらの名前が一般的。近江八景のひとつである「三井の晩鐘」でも有名で、また金堂をはじめとする国宝や重要文化財は100余点も所蔵します。
春には1,000本以上の桜が咲き乱れ、桜の名所としても名高くライトアップが美しい。そして秋には参道が紅葉のトンネルに彩られます。
10.近江神宮
第38代天智天皇をご祭神として祀る「近江神宮」は、天智天皇の古都、近江大津宮(大津京)の跡地に建てられた神社です。
日本初の水を用いた時計「漏刻(ろうこく)」を作って人々に時刻を伝えたことから「時の神様」として知られる天智天皇にちなんで、境内には有名な時計メーカーから寄贈された漏刻のほか、火時計や日時計が設置されています。また、日本初の時計博物館である「時計館宝物館」も敷地内にあり、見学が可能です。
今でも日本人に馴染み深い「小倉百人一首」の巻頭を天智天皇の歌が飾ることから「かるたの聖地」とも呼ばれており、大人気漫画『ちはやふる』の舞台となったことでも注目を集めている神社です。