自宅勤務という新しい生活様式
2020年以降、新しい生活様式という言葉をよく見聞きするようになりました。テレワークやオンライン授業など、働き方や学習の仕方にも、新しいスタイルが取り入れられています。
出勤時と同じように長時間パソコンに向かったりオンラインミーティングを行うシーンも増えているのではないでしょうか。ここでは、お部屋にワークスペースをしつらえるアイデアを紹介します。
家族と暮らすマンションや戸建て住宅
天然素材で造作したデスクスペース
130平方メートルのマンションをリノベーションし、開放的なLDKを実現させています。リビングスペースの壁にはテレビを設置。
テレビボードは、そのまま右手のワークスペースへと続いている造作家具です。上部の天袋も同じデザインで続いているので、すっきりとした一体感が生まれています。
オーク材のフローリングとラワン材の天井など、自然素材に囲まれたシンプルで美しい空間にワークスペースがなじんでいます。
壁の凹みを活用したワークスペース
こちらもマンションリノベーションで実現したワークスペースです。
築年数43年の4LDKを、1LDK+パントリー+ウォークインクローゼット+シューズインクローゼットというレイアウトに変更されたそう。
こちらのワークスペースは、リビングスペースの奥のゾーンにしつらえられています。窓に面したデスクは、部屋の凹み部分から天板を少し出したデザインが新鮮です。
リビングの柱を活用したワークスペース
こちらは、リビングの柱を活用したワークスペースです。築年数が41年の4LDKマンションのリノベーションで、リビングスペースが広く開放的に変更されています。
その一角に、シンプルな一枚板のデスクトップをゆるやかに分けて2人で使用できるようなデザインに。柱の出っ張りを活用して本を立てかけるなど、使い方も自由です。
キッチンカウンターのデスク
続いてご紹介するのは、キッチンカウンターに接続しているワークスペースです。
もちろんお仕事やお勉強用だけでなく、クラフトを楽しんだりお子さんが宿題をしたり、あるいは朝ごはんやおやつを楽しむテーブルとしても活用できます。
引き出しなどは何もついていないシンプルなカウンターテーブルだからこそ、真に多目的なスペースと言えるでしょう。
パーテーションのあるワークスペース
黒を印象的に取り入れている、おしゃれな戸建て住宅のワークスペースです。キッチンスペースとリビングスペースの間に設けられています。独立した部屋ではありません。
かといって、全くのオープンでもないしつらえがたまりません。オフィスでもよく目にするパーテーション的な仕切りで、リビングスペース側からはデスクが目隠しされています。
仕事の途中で席を離れる場合でも、そのまま出しっぱなしにできるので便利です。天井からの照明だけでなく、手元を照らせるデスクライトも設置して。