トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した福島県の観光スポットをご紹介します!

はじめに

この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。

なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら福島県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.飯坂温泉

写真=PIXTA

宮城県の鳴子温泉と秋保温泉と並ぶ奥州三名湯の一つで、JR福島駅から電車で30分足らずとアクセスも抜群!古くはヤマトタケルが病の際にお湯に入って回復したと言い伝えがあるほか、さらには松尾芭蕉や与謝野晶子など有名な歌人も訪れた、歴史ある温泉地です。

写真=PIXTA

雰囲気ある温泉郷の街並みはもちろん、日本最古の木造建築の共同浴場である「鯖湖湯(さばこゆ)」や同じく歴史ある「波来湯(はこゆ)」など、共同浴場をまわりながら源泉掛け流しのお湯を楽しむことができます。

2.磐梯吾妻スカイライン

写真=PIXTA

吾妻連峰を縦走する形で高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長29kmの磐梯吾妻スカイライン。平均標高1,350mを誇る日本初の山岳道路であり、道中には「吾妻小富士」や「つばくろ谷」などの展望ポイントが続きます。また、春の「雪の回廊」から秋の紅葉まで、季節ごとに変化する景色も見どころのひとつ。

火山活動の変動や季節にともなって通行止めとなる場合がありますので、福島県のHPなどで情報を確認してから訪れるようにしましょう。

3.尾瀬

出典:tripnote.jp

「尾瀬」は、福島県、新潟県、群馬県、栃木県の4県にまたがり、2,000m級の山々に囲まれた国立公園です。盆地状の本州最大の湿原は、360度見渡す限り大自然が広がります。四季折々さまざまな顔を見せ、一年を通して人気のハイキングスポットになっています。

## 4.浄土平

浄土平は、磐梯吾妻スカイラインきってのビュースポット。標高1,600m付近に位置し、今も噴煙を上げる一切経山(いっさいきょうざん)や吾妻小富士を望むことができます。
吾妻小富士の火口

写真=PIXTA

浄土平の駐車場のすぐそばには吾妻小富士の登山道があり、トータル1時間あれば周囲1.5kmのお鉢巡りも可能。南には高山植物が植生する湿原がある他、紅葉の季節には地面を赤や黄色で覆う「草紅葉」の景色も楽しめます。

5.浄土平ビジターセンター

写真=PIXTA

浄土平にあるビジターセンター。館内では、浄土平の自然と歴史がパネルやジオラマなどで分かりやすく解説されているほか、自然観察へのアドバイス、散策の際の注意点なども知ることができます。また隣接するレストハウスでは、1階で休憩をしたり、トイレ利用ができますので、ドライブ途中の休憩に立ち寄ってみては?

6.不動沢橋

写真=PIXTA

福島西ICから磐梯吾妻スカイラインへと入り、浄土平へと至る途中に、イワツバメ(=別名:つばくろ)が飛び交う場所ということから「つばくろ谷」と名付けられた谷があります。谷底まで80mほどある深~い谷で、その谷に架かっているのが不動沢橋。2000年に架け替えられた2代目の橋です。近くに駐車スペースもありますので、車を降りて橋の上からの景色をじっくりと楽しんでみてください。