首を傾けたり、唇を前に突き出したりしながらインタビューに答える様子は、確かにあざとい。
◆高校受験も“あざとさ”で突破
「嫌なことをしたくない、という思いが小さい頃から強くて。特に高校受験は本当にしたくなくて、指定校推薦で進学しようと決めたんです。
先生に対しては愛想よく、ニコニコしながら『内申点ください。お願いしま~す』って言ってました(笑)」
首を傾げながら傾けて表情をつくり、中学校3年生時点での“あざとさ”を再現してくれた久木田さん。先生に上手に話しかけ、テストに出る範囲を聞き出していたという。
その振る舞いはTikTok上にある大学の教室内で男子学生にお願いしてノートを借りる動画に通じるものがある。
「学校の授業を全力で受けた」上で勉強していた成果ではあるようだが、努力と工夫の甲斐あって、無事、推薦で明治学院大学の附属高校に進学。もちろん大学受験もすることなく、エスカレーターで明治学院大学に入学した。
◆ミス青学への憧れはあったものの……

「ありがたいことに、お陰様で、結構、ほんとに、ずっと……モテていましたね」
言葉を選んでいるようで、結果的にはモテてきたという事実を伝えてくれたのだった。
「フットサルサークルとダンスサークルの2つに入っていました。フットサルサークルの男子は全員、ダンスサークルの男子はうち半分から告白されました」
だが、モテすぎると大変なこともあるという。
「付き合っていなくても、誰かと遊ぶという約束をした時点で、その噂が広まるんです。寄ってくる男子には自覚的に『私たち、いい友達だね! 』と言うようにしていました。フットサルサークルは1年ほどいたあたりで全員に告白されたので、さすがにやめました。正直、女子たちには妬まれていたかも」