ここからは、食費を節約するための具体的な方法を解説します。
 
食費の節約につながる可能性がある方法は、以下の通りです。

●一人で買い物に行き、買いたいものだけを買う
●見切り品のある時間帯を狙う
●スーパーの特価日にまとめて買い物する
●ご飯を炊く回数を1日1回にする
●同じフライパンで2品作る

例えば子どもがいる家庭の場合、子どもと一緒に買い物に行くとお菓子やジュースなど、予定外の食料品を買いたいといわれる可能性があります。買い物に行く前に、必要な食料品を整理して予算に合わせて購入するとよいでしょう。
 
さらに、見切り品が販売される時間帯やスーパーの特価日を狙って買い物することで、普段購入する食料品を安く買える可能性があります。
 
また料理するときに、炊飯器を使う回数を1日1回にして電気代をおさえる方法や、同じフライパンで2品以上作ることで調理器具を洗う回数を減らし水道代をおさえる方法も考えられます。食費以外の出費をおさえることも節約術の1つとなる可能性があるでしょう。
 

まとめ

総務省のデータによると、3人家族の平均年収は756万1164円、ひと月あたりの食費は8万5616円となっており、今回例に挙げた「年収750万円で食費10万円」は平均値よりも高い傾向にあります。とはいえ、住んでいる地域や子どもを抱えている場合は子どもの年齢などによっても変動する可能性はあるため、一概にはいえません。
 
また、食料品価格自体が上昇傾向にあるため、食費の削減は簡単ではないと考えられます。総支出を減らしたい場合は、電気代や水道代などの削減もあわせて意識するとよいでしょう。
 

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2024年
総務省 2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)12月及び2024年(令和6年)平均
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー