麻生塾/麻生専門学校グループの麻生建築&デザイン専門学校 クリエイティブデザイン学科 ビジュアルデザイン専攻の学生たちが、福岡県立福岡魁誠高校サッカー部の新エンブレムをデザインした。
学生が新エンブレムをデザインした背景
今回のプロジェクトは、福岡魁誠高校サッカー部が新ユニフォームを制作するにあたり、新たなエンブレムを作成したいという依頼を受けたことからスタート。ビジュアルデザイン専攻科の1年生を対象にコンペ形式で募集を行い、約15名の学生が20点以上のデザインを提出。その中からサッカー部員による選考を経て、最終デザインが決定した。
サッカー部の高校生たちからは、「クオリティが高く、選ぶのに時間がかかった」「1年生でこれだけのデザインを考えられるようになるのか」といった驚きの声が寄せられ、学生たちの努力と成長が評価されたという。
採用されたエンブレムは、福岡魁誠高校がある福岡県粕屋郡粕屋町の町花「バラ」が取り入れられている。バラの花言葉「愛情」。地域に愛され、応援されるサッカー部になってほしいという想いも込められているという。なお、新しいユニフォームは5月頃に完成予定だ。
地域社会と連携しながら実践的な学びの場を提供
麻生建築&デザイン専門学校では、これまでに玄洋高校サッカー部、香椎工業高校サッカー部のエンブレム作成を手掛けており、今回で3校目の実績となった。産学連携を通じた実践的なデザイン教育の成果が、学生たちのスキルアップにつながっているという。
学生が単なるデザインスキルを習得するだけでなく、実際のクライアントのニーズを理解し、それに応える力を身につけることを重視している、麻生建築&デザイン専門学校。今回のプロジェクトもその一環として、学生たちがプロフェッショナルな視点でデザインを考え、形にする貴重な経験となった。
麻生専門学校グループは、これからも学生の成長を支援し、地域社会と連携しながら実践的な学びの場を提供。また、高校生の進路はもちろん、部活動や高校生活も全力で応援している。