女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2020年3月15日 記事は取材時の状況)
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年を重ねていくにつれ、お祝いやお返しなどのやり取りが増えたと感じませんか?
お祝いは“気持ち”とはいえ、子どもの有無や人数によって、「損をしている」と感じてしまうこともあるでしょう。それぞれの持つ常識が違うからこそモヤッとしてしまうことも。
東京都在住の美里さん(仮名・33歳)は結婚して5年で、現在は不妊治療中。夫には兄がおり、兄家族には既に4人の子どもがいます。
子どもが大好きな美里さんですが、自身がなかなか授かれないこともあり、義実家に行くとモヤッと感じることが多いんだそう。
◆身内へのお祝いはどこまでするべき?

夫は当時から兄夫婦に出産祝いには御祝儀、誕生日にはプレゼントなど頻繁にお祝いを渡していたので、私も出産祝いとして子どもにちょっとしたおもちゃなどプレゼントしたことがあります」
義兄夫婦に子どもが2人産まれたのちに結婚が決まり、義兄夫婦とより密な関係を築くことになったという美里さんは、当時はこんなことでモヤッとするなんて想像もしなかったと語ってくれました。
◆違和感が大きくなっていく
「結婚してすぐに違和感を覚えたのが、兄夫婦に子どもが生まれるたびに義母から『出産祝いは3万円包んで渡しておいてね!』『お年玉は兄弟で同じ額にしてあげてね』など細かく指示があったこと。
義母はフランクに接してくれる人で、とてもよくしてくれる人だからこそ、この違和感を見て見ぬふりをして来たのも事実です」
「最初は親戚付き合いってこんな感じなのかな」と思っていた美里さんも、だんだんと金銭的な負担を感じるようになってしまったのだそうです。