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瑕疵物件を選ぶときの注意点
瑕疵物件を選ぶときには、家賃の安さだけで決めないようにしましょう。
物理的な瑕疵物件の場合、土地の地盤が不安定であったり、建物が傾いていたりして、住みにくいというケースが挙げられます。建物が傾いている瑕疵物件に住むと、扉を開け閉めしたときに不具合が発生するだけでなく、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
賃貸物件を契約する前に確認しておくべき点
瑕疵物件だと知らずに契約してしまうことのないよう、賃貸物件周辺の家賃相場は確認しておきましょう。また、家賃のほかに周辺環境もポイントです。希望する条件に優先順位を付け、物件を選びましょう。
賃貸物件の家賃相場
東京23区で家賃相場が最も安いのは、葛飾区の約7万円(ワンルーム・1K・1DK)です。家賃相場が最も高いのは、港区の約15万円(同)です。23区の中でも、家賃相場に大きな差があるので、自分が希望する物件と周辺の物件で条件が似たところの相場を調べてみてください。
23区の駅周辺の賃貸物件では、池袋駅周辺の家賃相場は約12万円(1K)で、恵比寿駅周辺だと約15万円(同)になります。こうした家賃相場よりも明らかに価格が安い物件は、瑕疵物件の可能性があるので注意してください。
不動産会社に確認してみる
賃貸物件を契約する前に不動産会社に瑕疵物件ではないかの確認をしてみてください。賃貸物件で過去に人が死亡したり、特殊清掃等が行われることになったりしていた場合、死の発生から3年を経過するまでは、不動産会社に告知義務があります。不動産会社に確認すると、瑕疵物件であれば、教えてくれるでしょう。